おかず
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この項目では、日本食の副食について説明しています。副食全般については「副食」をご覧ください。
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おかず
おかず(御数[1]、御菜[2])とは、食事の献立で主食に付け合わせて食べる料理を幅広く指すものである。漢字では菜[3]。懐石などでは、一汁三菜などと記述される。日本食の「おかず」は英語でもOkazuと表現されることがある。
概論
おかずとは、副食や惣菜のこと。もとは女房言葉で、「数を取り揃える」の意からこう呼ばれるようになった[注釈 1]。安土桃山時代に宣教師の日本語の記録に記載があり、日葡辞書に載っている[5]。江戸末期には、口語としては庶民にまで一般的に使われるようになった。
沖縄県の大衆食堂には、「おかず」というメニューがある。内容は店や地域によってまちまちであるが、基本的には野菜炒めに卵焼きや豚肉の煮つけなどを組み合わせたものであることが多い。
派生的語義
脚注
注釈
- ^ 語源由来事典にも、おまわり同源説などと共に解説されている[4]。
出典
- ^ "御数". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年1月20日閲覧。
- ^ "御菜". 精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉. コトバンクより2023年1月20日閲覧。
- ^ "菜". 精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉、和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典. コトバンクより2023年1月20日閲覧。
- ^ “おかず”. 語源由来事典. ルックバイス. 2023年1月20日閲覧。
- ^ 日葡辞書(1603-1604)「Vocazu (ヲカズ)。すなわち、サイ」
関連項目