まきしお (潜水艦・初代)

まきしお
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 通常動力型潜水艦
級名 うずしお型
艦歴
計画 昭和43年度計画
発注 1968年
起工 1969年6月21日
進水 1971年1月27日
就役 1972年2月2日
除籍 1988年3月11日
除籍後 1994年4月、北九州市の久屋産業で解体
要目
排水量 基準 1,850t
満載 2,400t
全長 72.0m
最大幅 9.9m
深さ 10.1m
吃水 7.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
川崎/MAN V8V 24/30mAMALディーゼルエンジン × 2基
SG-4発電機 × 2基
SM-4電動機 × 1基
SCD-49W蓄電池 × 480個
出力 水上 3,400PS
水中 7,200PS
推進器 5翼スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 12kt
水中 20kt
燃料 370t
航続距離 巡航15ktで5,500海里
潜航深度 300m程度
乗員 80名
兵装 HU-602 533mm魚雷発射管 × 6門
レーダー ZPS-4(水上)
ソナー ZQQ-1(統合ソナー)
探索装置・
その他装置
13m1型潜望鏡
電子戦
対抗手段
ZLA-5 ECM
テンプレートを表示

まきしおローマ字JS Makishio, SS-567)は、海上自衛隊潜水艦うずしお型潜水艦の2番艦。艦名はワイ潮の別名である巻き潮から由来する。

艦歴

「まきしお」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和43年度計画潜水艦8082号艦として、三菱重工業神戸造船所で1969年6月21日に起工され、1971年1月27日に進水、1972年2月2日に就役し、同日付で第1潜水隊群隷下に新編された第4潜水隊に「うずしお」とともに編入された。

1973年10月16日、第4潜水隊が自衛艦隊隷下に新編された第2潜水隊群隷下に編成替え。

1977年9月22日から12月14日までの間、ハワイ派遣訓練に参加。

1980年9月12日から12月12日までの間、ハワイ派遣訓練に参加。

1988年3月11日、除籍。除籍までの総航程は231,427.7NM、潜航時数は31,537時間22分、潜航回数は,388回、スノーケル時数は8,145時間9分であった。

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 増刊第665集 海上自衛隊潜水艦史』(海人社、2006年)