ギンリョウソウモドキ
ギンリョウソウモドキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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福島県浜通り地方 2017年9月
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Monotropa uniflora L. | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬) |
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬、学名:Monotropa uniflora)は、ツツジ科シャクジョウソウ属の多年草。秋に開花することから、アキノギンリョウソウともいう。
古い新エングラー体系ではイチヤクソウ科に、クロンキスト体系ではシャクジョウソウ科に分類されていた。
特徴
8-10月にかけ、地下茎から地上に花茎を形成し開花する。花茎には鱗片状の葉を密生し、先端に一個だけ花をつけること、花は横かうつむきに咲くこと、全体が透明感のある白であること、いずれもギンリョウソウと同じである。ただし、ギンリョウソウより数はずっと少ない。
ギンリョウソウとギンリョウソウモドキの違いは、前者が液果になるのに対し、後者は蒴果になる。また、花弁の縁がギンリョウソウではなめらかであるのに対して、ギンリョウソウモドキは細かく裂ける特徴がある。
分布と生育環境
日本では北海道・本州・四国・九州に分布し、林中のやや暗い場所に生育する。世界では東アジア、北アメリカに広く分布する。
ギャラリー
参考文献
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本III合弁花類』、1981年、平凡社
- 大場秀章編著『植物分類表(初版第3刷訂正入)』、2011年、アボック社
- 門田裕一監修、永田芳男写真、畔上能力編『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』、2013年、山と溪谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)