アミロペクチン
アミロペクチン(英語: amylopectin)は、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合(α1-4結合及びα1-6結合)によって重合し、枝分かれの多い構造になった高分子化合物。「デンプン」の一種である。
枝分かれから枝分かれまでの長さは、グルコース約20個分である(平均でグルコース残基約25個に1個の割合で分枝構造をもつ。直鎖部分の長さは 18 - 24 残基、分岐間は 5 - 8 残基の間隔がある)。
含有
- 粳由来のデンプンには 80% ほど含まれる。
- 糯由来のデンプンは 100% アミロペクチンである。
※デンプンにアミロースを含むものを粳(うるち)、含まないものを糯(もち)という。一般に広く知られているものは米のそれがあり、それぞれ粳米(うるちまい)・糯米(もちごめ)と呼称される。
性質
- アミロースと異なり、熱水に溶けない。
- アミラーゼで水解する(α1→4結合を切断)。
- 分子量は 15×106 から 40×106 程度(グルコース残基で 90,000 から 250,000 程度)で、アミロースに比べて大きい。
- ヨウ素デンプン反応における呈色は赤紫色。
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一般構造 | |
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立体構造 | |
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単糖類 |
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マルチプル |
二糖類 | |
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三糖類 | |
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四糖類 | |
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その他のオリゴ糖 |
- フルクトオリゴ糖(英語版) (FOS)
- ガラクトオリゴ糖(英語版) (GOS)
- マンナンオリゴ糖(英語版) (MOS)
- 乳糖果糖オリゴ糖 (Lactosucrose)
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多糖類 |
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