イギリス領キプロス
- イギリス領キプロス
- British Cyprus(英語)
Βρετανική Κύπρος(ギリシア語)
İngiliz Kıbrıs(トルコ語) -
← 1878年 - 1960年 →
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(1922年制定の国旗) (1905年制定の国章) - 国歌: 女王陛下万歳
1930年のキプロス-
公用語 英語 言語 宗教 首都 ニコシア 通貨 - オスマン・リラ(1878–79年)
- キプロス・ポンド(1879年から)
現在
イギリス領キプロス(イギリスりょうキプロス、英語: British Cyprus、ギリシア語: Βρετανική Κύπρος、トルコ語: İngiliz Kıbrıs)は、イギリスの植民地である。1878年6月4日にイギリスとオスマン帝国の間で締結されたキプロス協定により[2]、イギリスが統治権を獲得する形(保護領)で成立した[3]。1914年の第一次世界大戦勃発によりイギリスに併合され、1925年に直轄植民地になった[3]。
1930年代よりエノシス運動がギリシャ王国の支持を受けて、ギリシャ系住民の間で広まったが、トルコ系住民とトルコ政府が反発し、1950年代に抗争が深刻化すると、イギリスはギリシャ、トルコとの会議を経て[3]、1959年2月19日にチューリッヒ・ロンドン協定を締結した[4]。これにより、キプロスは1960年8月16日にキプロス共和国として独立した[3]。
脚注
- ^ a b "Cyprus Population". Worldometers (英語). 2017年11月7日閲覧。
- ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 7 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 697.
- ^ a b c d 末尾至行「キプロス」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館 。コトバンクより2024年11月20日閲覧。
- ^ Committee on the Judiciary (20 July 1975). Crisis on Cyprus, 1975: One Year After the Invasion: a Staff Report (英語). Washington: U.S. Government Printing Office. p. 6.