イトマキヒトデ
イトマキヒトデ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Patiria pectinifera (Müller and Troschel,1842) | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Asterina pectinifera (Muller & Troschel, 1842) | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
イトマキヒトデ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
starfish |
イトマキヒトデ(糸巻海星、糸巻人手、Patiria pectinifera) は、ヒトデ綱イトマキヒトデ科のヒトデで、輻長は7cmほどに成長する。表面の色は濃青緑から黒色に近い地色に、赤いまだら模様がある。裏面は、管足が密生している。
分布
黄海から日本沿岸・亜庭湾・千島列島南部まで分布する[2]。 日本では最も普通に見られるヒトデである。
生態
主に岩場に貼りつきながら生活し、口側(腹側)に密生する管足で移動し、動物の死骸や貝類を食べる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1d/Asterina_pectinifera_ja02.jpg/220px-Asterina_pectinifera_ja02.jpg)
形態
一般的に足は5本であるが、時折4本や6本、稀にそれ以上の分岐を持つ個体も存在する。足の間の切れ込みは浅く、やや丸みを帯びた星型をしている。裏側は多くが黄色やオレンジになっている。
白化個体
鳥取県大山町の海岸で2011年11月に見つかった。「とっとり賀露かにっこ館」に展示されている[3]。