クリコロ州
クリコロ州 La région de Koulikoro | |
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位置 | |
管理 | |
国: | マリ |
州都: | クリコロ |
知事: | - |
圏: | 7 |
コミューン: | 108 |
人口統計 | |
人口(2009年) • 人口密度: |
2,418,305人 • 27人/km² |
地理 | |
面積: | 90,120 km² |
等時帯: | WAT(UTC+0) |
ISO 3166-2: | ML-2 |
クリコロ州(クリコロしゅう、Koulikoro Region)は、マリ共和国の州。マリ西部に位置し、首都バマコを取り囲む地域を州域としている。(バマコは州からは独立している)。州都はクリコロ。
歴史
クリコロ州域は、かつてガーナ王国、スースー王国、マリ帝国などさまざまな国家によって支配された。
地理
クリコロ州は北をモーリタニア、東をセグー州、南をシカソ州、南西をギニア、西をカイ州とそれぞれ接する。 この地域にはニジェール川を始めとして、バオレ川、サンカラニ川、バオゲ川、バニ川、バフィン川などの川が流れている。バマコ市の北側には、サヘル地帯が広がっている。 州内には州都クリコロをはじめ、カティ、コロカニ、ナラ、バナンバ、ディオイラなどの都市が存在する。ブークル・デュ・バウレ国立公園などいくつかの自然保護区がある。
住民
住民はバンバラ人やマンディンゴ人、ソモノ人(Somono)が多く、ニジェール川流域周辺に集まっている。 この地域は、マンディンゴ人の故地として知られている。マンディンゴ人はマリ帝国を築き上げた歴史とともに、グリオなどの伝統的な文化を保持していることでも知られている。この地域はイスラム化されたものの、現在でもアニミズム的な伝統が根強く残っている。この地域では、バンバラ語が最もよく使われる言語である。クリコロは伝統的な人形劇場で知られている。ミュージシャンのサリフ・ケイタやロキア・トラオレはこの州の出身である。
産業
クリコロ市はダカール・ニジェール鉄道の終点であると同時に、増水期に運行されるニジェール川水運の起点でもある。増水期になると、クリコロからセグー、モプティ、トンブクトゥ、ガオなど下流の諸都市に向けて船が運航する。
クリコロ州は農業が主産業であるが、セリングエ・ダムの水力発電やファナの綿工業など工業も一部で行われている。
行政区画
クリコロ州は、7つの圏(Circle)に分かれている。
- ナラ圏 --- ナラ
- バナンバ圏 --- バナンバ
- コロカニ圏 --- コロカニ
- クリコロ圏 --- クリコロ
- ディオイラ圏 --- バンコ(Dioïlaを含む)
- カティ圏 --- カティ
- カンガバ圏 --- カンガバ、en:Benkadi Habaladougou、en:Kéniéba, Koulikoro
2001年時点の人口は1,516,486人。