グントラム (オペラ)
『グントラム』(原題(ドイツ語):Guntram )作品25は、リヒャルト・シュトラウスの最初のオペラ。友人のアレクサンダー・リッターに勧められ、自作の台本によって作曲した3幕のオペラで、音楽・台本ともリヒャルト・ワーグナーの影響が強く現れている。『グントラム』の音楽は後に交響詩『英雄の生涯』の「英雄の戦いと勝利」の後で引用された。しかしシュトラウスに台本を書く力はなく、1940年にスコアを改訂し、自分のガルミッシュの別荘にグントラムの墓を作って埋葬した。
初演
楽器編成
フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はイングリュッシュ・ホルン持ち替え)、クラリネット3(3番はバスクラリネット持ち替え)、ファゴット3、コントラファゴット、ホルン4、トランペット3、バストランペット、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ2人、タンブリン、トライアングル、シンバル、大太鼓、中太鼓、リュート、ハープ2、弦5部(16, 16, 12, 10, 8)
バンダ:ホルン4、テノールホルン4、トランペット4、トロンボーン3、行進用太鼓4
演奏時間
カット無しで約2時間10分(各50分、40分、40分)
配役
- グントラム:ミンネゼンガー(騎士)(テノール)
- フライヒルト:ロベルト公爵夫人(ソプラノ)
- 老公爵:フライヒルトの父(バス)
- ロベルト公爵:フライヒルトの夫(バリトン)
- 公爵付の道化(テノール)
- 老人(テノール)
- 老婆(アルト)
- フリートホルトの愛の騎士(バリトン)
- 使者(バリトン)
- 第一の使者(バス)
- 第二の使者(バス)
あらすじ
参考文献
- ショット社のフルスコア
- 音楽芸術