ジャッキー・ウィーヴァー
ジャッキー・ウィーヴァー Jacki Weaver | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012年 | |||||||||||||||
本名 | Jacqueline Ruth Weaver | ||||||||||||||
生年月日 | 1947年5月25日(76歳) | ||||||||||||||
出生地 | オーストラリア ニューサウスウェールズ州シドニー | ||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||
活動期間 | 1966年 - 活動中 | ||||||||||||||
配偶者 |
デリン・ヒンチ (1983年 - 1996年) ショーン・テイラー (? - 継続中) | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『アニマル・キングダム』 『世界にひとつのプレイブック』 『イノセント・ガーデン』 『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』 『マジック・イン・ムーンライト』 『ハッピーボイス・キラー』 『ディザスター・アーティスト』 『ロスト・マネー 偽りの報酬』 『バード・ボックス』 『ペンギンが教えてくれたこと』 | |||||||||||||||
|
ジャクリーン・ルース・"ジャッキー"・ウィーヴァー(Jacqueline Ruth "Jacki" Weaver, 1947年5月25日 - )は、オーストラリアの女優である。2010年の映画『アニマル・キングダム』の演技が評価され、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。
キャリア
1960年代よりオーストラリアの映画、テレビ、舞台に出演している。1971年に映画デビュー作となった『Stork』でオーストラリア映画協会賞主演女優賞を受賞した。また1976年の『Caddie』ではオーストラリア映画協会賞助演女優賞を受賞した・
1990年代から2000年代にかけては舞台を中心に活動し、『欲望という名の電車』、『セールスマンの死』、『ワーニャ伯父さん』に出演した。
2010年にはメルボルンを舞台とした『アニマル・キングダム』に出演し、2回目となるオーストラリア映画協会賞主演女優賞受賞を果たしたほか、アカデミー助演女優賞をはじめとするアメリカ合衆国の映画賞にもノミネートされた。
2012年にはコメディ映画『憧れのウェディング・ベル』でハリウッドデビューし、エミリー・ブラントやジェイソン・シーゲルとの共演する。同年、デヴィッド・O・ラッセル監督の映画『世界にひとつのプレイブック』に出演し、再びアカデミー助演女優賞にノミネートされる。
2013年には、パク・チャヌク監督の英語映画デビュー作となる『イノセント・ガーデン』への出演し、同じくオーストラリアの女優であるニコール・キッドマン、ミア・ワシコウスカと共演した[1]。
私生活
ニューサウスウェールズ州シドニーで生まれる。父のアーサーは、シドニーで弁護士をしており、母のエディス(旧姓シンプソン)はイングランド北部からの移民であった[2]。ホーンズビー女子高等学校に通った[3][4]。
フィルモグラフィ
映画
年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1971 | Stork | Anna | オーストラリア映画協会賞主演女優賞受賞 |
1974 | Petersen | Susie Petersen | |
1975 | ピクニックatハンギング・ロック Picnic at Hanging Rock |
ミンニー | |
1975 | The Removalists | Fiona Carter | |
1976 | Caddie | Josie | オーストラリア映画協会賞助演女優賞受賞[5] |
1982 | Squizzy Taylor | Dolly | |
1983 | Abra Cadabra | Primrose Buttercup | 声の出演 |
1987 | ザ・パーフェクショニスト The Perfectionist |
Barbara Gunn | |
1996 | ハーモニー Cosi |
Cherry | |
1997 | The Two-Wheeled Time Machine | Old Alice | 短編映画 |
2007 | Hammer Bay | Aileen Blakely | |
2009 | Three Blind Mice | Bernie | |
2009 | Early Checkout | Cleaner | 短編映画 |
2010 | アニマル・キングダム Animal Kingdom |
ジャニー・"スマーフ"・コディ | アカデミー助演女優賞ノミネート ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネート クリティクス・チョイス・アワード助演女優賞ノミネート オーストラリア映画協会賞主演女優賞受賞 ロサンゼルス映画批評家協会賞助演女優賞受賞 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞助演女優賞 サンフランシスコ映画批評家協会賞助演女優賞受賞 サテライト賞助演女優賞受賞 ユタ映画批評家協会賞助演女優賞受賞 クロトゥルーディス賞助演女優賞受賞 |
2010 | Summer Coda | Jen | |
2012 | 憧れのウェディング・ベル Five Year Engagement |
||
世界にひとつのプレイブック Silver Linings Playbook |
ドロレス・ソリータ | アカデミー助演女優賞ノミネート | |
2013 | イノセント・ガーデン Stoker |
グウェンドリン・ストーカー | |
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 Parkland |
マーグリット・オズワルド | ||
2014 | ミッシング・デイ Reclaim |
レイガート | |
マジック・イン・ムーンライト Magic in the Moonlight |
グレイス | ||
ハッピーボイス・キラー The Voices |
ウォーレン医師 | ||
みつばちマーヤの大冒険 Maya the Bee Movie |
バズリーナ・フォン・ビーナ | 英語吹替、声の出演 | |
2015 | ロスト・エモーション Equals |
ベス | |
2017 | ポルカ・キング The Polka King |
バーブ | |
ディザスター・アーティスト The Disaster Artist |
キャロリン | ||
スモール・クライム Small Crimes |
イルマ・デントン | ||
2018 | ライフ・オブ・ザ・パーティー Life of the Party |
サンディ | |
バード・ボックス Bird Box |
シェリル | ||
君はONLY ONE Irreplaceable You |
エステル | ||
ロスト・マネー 偽りの報酬 Widows |
アグニエスカ | ||
2019 | チア・アップ! Poms |
シェリル | |
2020 | ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 The Grudge |
ローナ・ムーディ | |
ステージ・マザー Stage Mother |
メイベリン・メトカーフ | ||
ペンギンが教えてくれたこと Penguin Bloom |
ジャン | ||
2022 | ファーザー・スチュー/闘い続けた男 Father Stu |
キャスリーン・ロング |
テレビ
- Wandjina! (1966)
- The Schoolmistress (1967)
- Homicide (1967)
- The Comedy Game (1971)
- Polly My Love (1975)
- Alvin Purple (1976)
- Do I Have to Kill My Child? (1976)
- Up the Convicts (1976)
- Rush (1976)
- The Dick Emery Show in Australia (1977)
- Trial by Marriage (1980)
- Water Under the Bridge (1980)
- Tickled Pink (1981)
- Sarah (1982)
- The Girl from Moonooloo (1984)
- ザ・チャレンジ The Challenge (1986)
- House Rules (1988)
- The Two-Wheeled Time Machine (1997)
- Satisfaction (2009)
- シークレットシティ(2016, 2019) ベイリー
舞台
- The Falls
- Fred
- After The Ball
- Navigating
- They're Playing Our Song
- 三人姉妹 Three Sisters
- かもめ The Seagull
- 欲望という名の電車 A Streetcar Named Desire
- '恋の骨折り損 Love's Labour's Lost
- Bedroom Farce
- Reunion
- Last of the Red Hot Lovers
- The Real Thing
- Emerald City
- Blithe Spirit
- Six Degrees of Separation
- Away
- Girl Talk
- Soulmates (2002)
- Last Cab to Darwin (2004)
- Entertaining Mr Sloane (2010)
- ワーニャ伯父さん Uncle Vanya (2010)
参考文献
- ^ "Jacki Weaver has landed another blockbuster role alongside Nicole Kidman in Stoker" by Craig Dunning, The Daily Telegraph (Australia) (29 July 2011)
- ^ Weaver, Jacki (2007). Much Love, Jac. Allen & Unwin. pp. 2–7. ISBN1741750563
- ^ Jacki Weaver (2005). Much Love, Jac. Crows Nest, N.S.W.: Allen & Unwin. ISBN 1-74114-618-6
- ^ "Jacki Weaver actress" by Jennie Curtin, The Age (11 April 1986)
- ^ Awards for Jacki Weaver (IMDb)
関連文献
- Jacki Weaver at the National Film and Sound Archive
- See some of Jacki Weaver's performances on australianscreen online
外部リンク
- ジャッキー・ウィーヴァー - allcinema
- ジャッキー・ウィーヴァー - KINENOTE
- Jacki Weaver - IMDb(英語)