ジョニー・ジューザン
UCLAでのジューザン (2021年) | |
ユタ・ジャズ No.33 | |
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ポジション | SG |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 2001年3月17日(23歳) |
出身地 | カリフォルニア州ロサンゼルス |
身長 | 196cm (6 ft 5 in) |
体重 | 98kg (216 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | ハーバード・ウェストレイクスクール |
大学 |
ケンタッキー大学 UCLA |
NBAドラフト | 2022年 / ドラフト外 |
プロ選手期間 | 2022年–現在 |
経歴 | |
2022- | ユタ・ジャズ |
2022- | →ソルトレイクシティ・スターズ |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
ジョナサン・アン・ジューザン(Jonathan Anh Juzang, 2001年3月17日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロバスケットボール選手。NBAのユタ・ジャズにツーウェイ契約で所属している。ポジションはシューティングガード。
経歴
ハイスクール
高校3年目のシーズンに平均23得点・8.5リバウンド・3.4アシストの成績を記録。ミッション・リーグのMVPを受賞し、チームを2011年以来となる州大会優勝へ導いた。シーズン終了後には学年変更し、卒業を1年早めた。
リクルート
主要サイトから4つ星評価を受け、ケンタッキー大学へ進学した。他にはバージニア大学からオファーを受けていた。また、地元ロサンゼルスのUCLAへの進学も検討していたが、UCLAでは同時期にヘッドコーチのスティーブ・アルフォードが解雇されており、新ヘッドコーチのミック・クローニンと関係を築く時間がなかったため断念した。
カレッジ
ケンタッキー
1年目の2019-20シーズンはタイリース・マクシー、イマニュエル・クイックリーの控えとしてプレーしたが、ディフェンスに難があり、シュートの精度も低かったためヘッドコーチのジョン・カリパリから信頼を得られず、十分なプレータイムを与えられなかった[1]。このシーズンは平均2.9得点に留まり、シーズン終了後に転校することを発表した[2]。
UCLA
2年目の2020-21シーズン開幕前に、高校時代も進学を検討していたUCLAへ転校した[3]。このシーズンは先発に定着し、前年から大きく成績を伸ばした。2021年2月13日のワシントン大学戦ではキャリアハイの32得点を記録。この試合のチームの総得点は64であり、UCLAの選手が一人で総得点の半分を記録したのはレジー・ミラー以来、35年ぶりであった[4]。同年のNCAAトーナメントではファイナル・フォーに進出し、ゴンザガ大学との準決勝ではオーバータイムの残り3.3秒で同点に追い付くレイアップを成功させたが、直後にジェイレン・サッグスにブザービーターを沈められ敗退した[5]。シーズン終了後に2021年のNBAドラフトへアーリーエントリーしたが、ドラフトコンバインに参加した後にこれを取りやめ、大学に残った[6]。
3年目の2021-22シーズンは平均15.6得点・4.7リバウンドの成績を記録し、NABCのオールアメリカンサードチームに選出された。NCAAトーナメントでは準々決勝でノースカロライナ大学に敗れ敗退し、シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへアーリーエントリーした[7]。
家族
父のマクシーはクリオーリョ、母のハンはベトナム人である[8]。
兄のクリスチャンは元プロバスケットボール選手で、ハーバード大学を卒業後、ベトナムのプロリーグでプレーしていた[9]。
個人成績
略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
カレッジ
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2019–20 | ケンタッキー | 28 | 2 | 12.3 | .377 | .326 | .833 | 1.9 | .3 | .2 | .1 | 2.9 |
2020–21 | UCLA | 27 | 26 | 32.3 | .441 | .353 | .877 | 4.1 | 1.6 | .8 | .3 | 16.0 |
2021–22 | 30 | 29 | 31.8 | .432 | .360 | .835 | 4.7 | 1.8 | .7 | .1 | 15.6 | |
通算 | 85 | 57 | 25.5 | .431 | .352 | .853 | 3.6 | 1.2 | .6 | .2 | 11.6 |
脚注
- ^ Hale, Jon. “How NCAA Tournament star Johnny Juzang ended up at UCLA after playing for Kentucky” (英語). The Courier-Journal. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “Kentucky's Johnny Juzang entering NCAA transfer portal after freshman season” (英語). CBSSports.com. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “Kentucky transfer Johnny Juzang commits to UCLA and will pursue a waiver for immediate eligibility” (英語). CBSSports.com. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “His work never done, UCLA's Johnny Juzang hunts success, not shots” (英語). Los Angeles Times (2021年2月17日). 2022年5月17日閲覧。
- ^ “The other side of history: UCLA heartbroken as last-second shot buries unlikely run” (英語). sports.yahoo.com. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “Johnny Juzang announces that he's coming back to UCLA in wake of NCAA tournament breakthrough” (英語). Los Angeles Times (2021年7月8日). 2022年5月17日閲覧。
- ^ “What does Johnny Juzang's exit mean for UCLA? Not as much as it would have last year” (英語). Los Angeles Times (2022年4月20日). 2022年5月17日閲覧。
- ^ Tucker, Kyle. “‘Go get it’: Johnny Juzang comes to Kentucky ready to work, prove his value” (英語). The Athletic. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “Unique season up ahead for VBA, the rising basketball league in Vietnam” (英語). FIBA.basketball. 2022年5月17日閲覧。