ジョージ・ギルバート・スコット
ジョージ・ギルバート・スコット | |
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生誕 |
1811年7月13日 イギリスバッキンガムシャー |
死没 |
1878年3月27日(66歳没) イギリスロンドン |
国籍 | イギリス |
職業 | 建築家 |
受賞 | RIBAゴールドメダル(1859年) |
建築物 |
アルバート記念碑 外務・英連邦省本館 セント・パンクラス駅 |
ジョージ・ギルバート・スコット(George Gilbert Scott、1811年 - 1878年)は、イギリスの建築家。自分の設計作品と並んで、修復の仕事でも有名である。
ヴィクトリア朝のゴシック・リヴァイヴァル建築の中心人物であり、もっとも旺盛な活動をした建築家である。生涯におよそ800の建築工事をした[1]。
生涯
スコットは、1811年7月13日、バッキンガムシャーのゴーコットに住む地方英国国教会の聖職者の、四番目の子として生まれた。ロンドンのジェームス・エドムストン建築事務所で古典主義建築を修業した。
教会建築学派でありオーガスタス・ピュージン的な建築家の最初にしてもっとも重要な建築家が、スコットであった。スコットとの主宰する建築事務所は、何百という教会堂を建てたり修復したりした。
スコットも大学のデザインで際だっていた。彼はピュージンや教会建築学協会のやり方に従って、オックスフォード大学のエクセター・カレッジのチャペルに中期尖頭様式を採用した。1863年にスコットはケンブリッジ大学のセント・ジョンズ・カレッジに大きなチャペルを増築した。
スコットによるロンドンのセント・パンクラス駅およびミッドランド・ホテルは、1864年から1868年にかけて建設された巨大な停車場屋上の全面に建つ。スコットの他の重要な作品には, リーズ診療所(1867年), グラスゴー大学(1870年)がある。
家族
子孫には建築家になった者が少なくない。孫のジャイルズ・ギルバート・スコット(1880年ー1960年)は、リヴァプール大聖堂やバタシー発電所、バンクサイド火力発電所 (現在のテート・モダン) を設計している。
代表作
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英外務省本館 -
セント・ジョンズ・カレッジのチャペル, ケンブリッジ大学 (1863–69) -
チャペル、キングス・カレッジ・ロンドン (1861–62) -
セント・パンクラス駅 (1866–76) -
聖ニコライ教会 (ハンブルク) (1845-1863) -
グラスゴー大学本館 (1870) -
ムンバイ大学 (1878) -
アルバート記念碑 (1872)