トニー・クシュナー

トニー・クシュナー
Tony Kushner
Tony Kushner
2010年11月
本名 Anthony Robert Kushner
生年月日 (1956-07-16) 1956年7月16日(67歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
職業 劇作家脚本家
配偶者 マーク・ハリス英語版[1]
主な作品
ミュンヘン
リンカーン
ウエスト・サイド・ストーリー
 
受賞
全米映画批評家協会賞
脚本賞
2012年『リンカーン
ニューヨーク映画批評家協会賞
脚本賞
2012年リンカーン
放送映画批評家協会賞
脚色賞
2012年リンカーン
エミー賞
脚本賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)
2004年『エンジェルス・イン・アメリカ
トニー賞
演劇作品賞
1993年『エンジェルス・イン・アメリカ 至福千年紀が近づく』
1994年『エンジェルス・イン・アメリカ ペレストロイカ』
ローレンス・オリヴィエ賞
新作ミュージカル作品賞
2007年『Caroline, or Change』
その他の賞
ピューリッツァー賞 戯曲部門 (1993)
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アンソニー・ロバート・"トニー"・クシュナー(Anthony Robert "Tony" Kushner, 1956年7月16日 - )は、アメリカ合衆国劇作家脚本家である。

人物

1993年に舞台『エンジェルス・イン・アメリカ 国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア』でピューリッツァー賞戯曲部門を受賞した。映画では『ミュンヘン』、『リンカーン』、『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を執筆している。

生い立ちとキャリア

1978年にコロンビア大学で抗議活動をするクシュナー。

ニューヨーク市マンハッタンでクラリネット奏者兼指揮者の父とファゴット奏者の母とのあいだに生まれる[2]。ユダヤ系の家庭である。誕生後、一家はルイジアナ州レイクチャールズに移り、幼少時代を過ごした。高校時代は政治議論を熱心だった。1974年にニューヨークへ移り、コロンビア大学で学び、1978年に中世研究の学士号を得た。さらにニューヨーク大学の大学院演技プログラムに参加し、1984年に修了した[3]

クシュナーで最も有名な作品『エンジェルス・イン・アメリカ 国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア』(『至福千年紀が近づく』と『ペレストロイカ』の2部構成)は7時間時間に及ぶ長編で、レーガン時代のニューヨークのエイズ患者を描いている。同作はHBOよりミニシリーズ化され、クシュナー自身が脚色した。

2000年代には映画の仕事も始めた。2005年、エリック・ロスと共同で脚本を執筆し、スティーヴン・スピルバーグが製作・監督した『ミュンヘン』が公開された。2006年1月にはドキュメンタリー映画『Wrestling With Angels』がサンダンス映画祭で公開された。2011年4月、再びスピルバーグ作品への参加が発表され、ドリス・カーンズ・グッドウィンの書籍『リンカン』を原作とした『リンカーン』の脚本を書いた[4]

クシュナーは自身の作品を長年にわたって何度も改訂することで知られる。『エンジェルス・イン・アメリカ』の『ペレストロイカ』はオリジナルの倍の長さになっていることを認めている[5]

脚本作品

参考文献

外部リンク