ピーター・アレン
ピーター・アレン(Peter Allen、1944年2月10日 - 1992年6月18日)は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州・テンタフィールド(Tenterfield)出身のシンガーソングライター。出生名は、Peter Richard Woolnough。
来歴・人物
16歳で友人とコンビを結成。主にテレビ出演等で活動する。20歳の時に香港で公演中に、ジュディ・ガーランドの目にとまり彼女のショーの前座に抜擢される。ジュディの娘のライザ・ミネリと1967年に結婚するが1970年春に別居し、1974年7月に正式離婚した。
1974年、ジェフ・バリーと共作した「愛の告白(I Honestly Love You)」をオリビア・ニュートン=ジョンが歌って大ヒットした。
1980年の映画『ミスター・アーサー』の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(Arthur's Theme (Best That You Can Do)」で、バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、クリストファー・クロスとともにアカデミー歌曲賞を受賞した。その他、カンタス航空のTVCMに採用された「I Still Call Australia Home」、メリサ・マンチェスターやリタ・クーリッジが歌った「あなたしか見えない(Don't Cry Out Loud)」などが知られる。 同年にアルバム「バイ・コースタル」をリリースする。
1992年6月18日、エイズによる合併症のためカリフォルニア州で死去。48歳没。
ザ・ボーイ・フロム・オズ
1998年、アレンの生涯を描いたミュージカル『ザ・ボーイ・フロム・オズ』がオーストラリアで上演される。2003年にはブロードウェイで上演され、同じくオーストラリア出身でピーター役を演じたヒュー・ジャックマンは、本作品でトニー賞主演男優賞(ミュージカル部門)を受賞している。
2005年、同上のミュージカル「ザ・ボーイ・フロム・オズ(THE BOY FROM OZ)」が日本で上演され、20th Centuryの坂本昌行がピーター役を演じた。
その後、日本で同じキャスト、カンパニーにて、2006年に再演、2008年に再再演された。
2020年に日本で3度目の再演が決定。この年、ピーター役の坂本は48歳の年であり、「ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています」[1]と語っている。
脚注
- ^ Inc, Natasha. “坂本昌行が12年ぶりにピーター・アレン演じる、ミュージカル「THE BOY FROM OZ」”. ステージナタリー. 2020年1月24日閲覧。
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