フェイ・ウェルドン

2008年のフェイ・ウェルドン

フェイ・ウェルドン(Fay Weldon, 1931年9月22日 - 2023年1月4日[1])は、イギリスの作家、エッセイスト劇作家である。

人物・来歴

バーミンガムのフランクリン生まれ。母も祖母も小説を書いたことがあった。ニュージーランドクライストチャーチで育ち、6歳の時両親が離婚し、医師の父とコロマンデルオークランドで育つ。1946年、母、姉とともにイングランドに戻る。スコットランドセント・アンドリュース大学で心理学と経済学を学ぶ。1952年に修士号を取得し、ロンドンに戻って外務省職員として勤務。

1963年にテレビとラジオの放送作家になり、1967年初の長編小説「太った女のジョーク」を刊行。以後30点以上の長編、短篇などを刊行している。1983年の『魔女と呼ばれて』(映画「シー・デビル」の原作)が最も成功した。

2023年1月4日早朝、死去。

日本語訳

  • 『魔女と呼ばれて』森沢麻里 訳. 集英社, 1990 のち文庫
  • 『女ともだち』堤和子 訳. 新水社, 1991
  • 『男心と男について』矢倉尚子 訳. 集英社, 1991
  • 『ジョアンナ・メイのクローンたち』森沢麻里 訳. 集英社, 1992
  • 『届かない手紙レベッカ・ウエスト』田嶋陽子 訳. 山口書店, 1997.8

脚注