フェイ・ダナウェイ

フェイ・ダナウェイ
Faye Dunaway
フェイ・ダナウェイ Faye Dunaway
1967年
生年月日 (1941-01-14) 1941年1月14日(82歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州バスコム
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1962年 -
配偶者 ピーター・ウルフ(1974年 - 79年)
テリー・オニール(1984年 - 87年)
主な作品
俺たちに明日はない』(1967年)
華麗なる賭け
小さな巨人
三銃士
チャイナタウン
タワーリング・インフェルノ
コンドル
ネットワーク
新・刑事コロンボ 恋におちたコロンボ
ジーア/悲劇のスーパーモデル
 
受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1976年ネットワーク
AFI賞
アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100(悪役部門第32位)
2003年俺たちに明日はない
英国アカデミー賞
新人俳優賞
1967年『俺たちに明日はない』
エミー賞
ゲスト女優賞(ドラマシリーズ)
1994年新・刑事コロンボ
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ドラマ部門)
1976年『ネットワーク』
助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)
1984年『Ellis Island』
1998年ジーア/悲劇のスーパーモデル
ゴールデンラズベリー賞
最低主演女優賞
1981年愛と憎しみの伝説
最低助演女優賞
1993年『派遣秘書』
その他の賞
ハリウッド名声の歩道
1996年 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して
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フェイ・ダナウェイ(Faye Dunaway, 1941年1月14日 - )は、アメリカ合衆国女優1976年公開の『ネットワーク』で、アカデミー主演女優賞を受賞した[1]

プロフィール

フロリダ州バスコムで陸軍軍曹の娘として生まれる[2]。スコットランド、イングランド、アイルランド、ドイツの血を引く[3][4][5]ボストン大学の演劇科で学び、フロリダ大学[6]を卒業した。1962年にはAmerican National Theater and Academyに参加。同年、舞台『わが命つきるとも』でブロードウェイ・デビュー。

1967年2月公開の『夕日よ急げ』で映画デビュー。同年出演した『俺たちに明日はない』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

1970年代に『コンドル』『ルーという女』『小さな巨人』『チャイナタウン』『ネットワーク』などの作品に出演し、その演技の幅を広げた。『チャイナタウン』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされ、『ネットワーク』ではアカデミー主演女優賞を受賞した。

プライベート

1966年にジェリー・シャッツバーグと暮らし始め[7]婚約するが、『恋人たちの場所』で共演したマルチェロ・マストロヤンニと恋に落ちシャッツバーグとは別れる。マストロヤンニとは1970年に破局。1974年にJ・ガイルズ・バンドのリード・シンガー、ピーター・ウルフと結婚し1979年に離婚した[8]。その後は1984年に写真家のテリー・オニールと結婚[9]し、1987年に離婚している。彼らの間には1980年生まれの息子リーアム・オニールがいる。2003年、ダナウェイの反対にもかかわらずオニールは、息子のリーアムが養子であったことを明らかにした[9]

ダナウェイはハリウッド大通り7021のウォーク・オヴ・フェームに星を持っている。

ギャラリー

主な出演作

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1967 夕日よ急げ
Hurry Sundown
ルー・マクダウェル
真昼の衝動
The Happening
サンディ
俺たちに明日はない
Bonnie and Clyde
ボニー・パーカー 平井道子(NET版)
1968 華麗なる賭け
The Thomas Crown Affair
ビッキー・アンダーソン 平井道子(TBS版・フジテレビ版)
恋人たちの場所
A Place for Lovers
ジュリア
1969 The Extraordinary Seaman ジェニファー・ウィンスロウ
アレンジメント/愛の旋律
The Arrangement
グウェン 平井道子(NET版)
1970 ルーという女
Puzzle of a Downfall Child
ルー・アンドレアス・サンド 平井道子(TBS版)
小さな巨人
Little Big Man
ルイーズ・ペンドレイク 平井道子(TBS版)
1971 パリは霧にぬれて
The Deadly Trap
ジル
ドク・ホリデイ
Doc
ケイティ・エルダー 平井道子(TBS版)
1973 オクラホマ巨人
Oklahoma Crude
レナ・ドイル 平井道子(TBS版)
三銃士
The Three Musketeers
ミレディー
1974 チャイナタウン
Chinatown
エヴリン・モーレイ
タワーリング・インフェルノ
The Towering Inferno
スーザン・フランクリン
四銃士
The Four Musketeers
ミレディー
1975 コンドル
Three Days of the Condor
キャシー・ヘイル
1976 ネットワーク
Network
ダイアナ・クリステンセン アカデミー主演女優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞
さすらいの航海
Voyage of the Damned
デニーズ
1978 アイズ
Eyes of Laura Mars
ローラ・マーズ
1979 チャンプ
The Champ
アニー
1980 第一の大罪
The First Deadly Sin
バーバラ
1981 愛と憎しみの伝説
Mommie Dearest
ジョーン・クロフォード ラジー賞主演女優賞 受賞
エビータ
Evita Peron
エヴァ・ペロン テレビ映画
1983 二つの顔の貴婦人
The Wicked Lady
バーバラ・スケルトン
1984 ドーバー海峡殺人事件
Ordeal by Innocence
レイチェル・アーガイル
スーパーガール
Supergirl
セレナ 来宮良子(フジテレビ版)
Ellis Island モード テレビ・ミニシリーズ
ゴールデングローブ賞助演女優賞 (テレビ映画・ミニシリーズ部門) 受賞
1985 コロンブス/大いなる生涯
Christopher Columbus
イサベル1世 テレビ・ミニシリーズ
名探偵ポワロ/エッジウェア卿殺人事件
Thirteen at Dinner
ジェーン・ウィルキンソン テレビ映画
1986 ビバリーヒルズ・マダム
Beverly Hills Madam
リル・ハットン テレビ映画
1987 カサノバ
Casanova
テレビ映画
バーフライ
Barfly
ワンダ・ウィルコックス
1988 ミッドナイト・クロッシング
Midnight Crossing
ヘレン・バートン
ギャンブル/愛と復讐の賭け
The Gamble
ウィーンに燃えて
Burning Secret
ソーニャ
1989 ムーンリットナイト
On a Moonlit Night
ウィンター・テイル
Wait Until Spring, Bandini
ヒルデガルド夫人
1990 侍女の物語
The Handmaid's Tale
セレナ・ジョイ
シルエット/殺しの陰影
Silhouette
サマンサ テレビ映画
1991 セックスの義務と権利
Scorchers
1992 アリゾナ・ドリーム
Arizona Dream
エレイン
1993 派遣秘書
The Temp
シャーリーン
新・刑事コロンボ 恋におちたコロンボ
It's All In The Game
ローレン テレビ映画
1994 ドンファン
Don Juan DeMarco
マリリン
1995 家庭崩壊/隠されたレイプ事件
A Family Divided
カレン
1996 Let'sチェックイン!
Dunston Checks In
アルビノ・アリゲーター
Albino Alligator
ジャネット
チェンバー/凍った絆
The Chamber
リー・ボーエン
(アダムの叔母、サムの娘)
1998 ジーア/悲劇のスーパーモデル
Gia
ウィルヘルミーナ・クーパー テレビ映画
ウーマン/愛と情熱の果てに
A Will of Their Own
マーガレット テレビ・ミニシリーズ
1999 裏切り者
The Yards
キティ・オルチン
ジャック・ザ・リッパー
Love Lies Bleeding
ジョセフィン・バトラー
トーマス・クラウン・アフェアー
The Thomas Crown Affair
精神分析医
ジャンヌ・ダルク
The Messenger: The Story of Joan of Arc
ヨランド
2000 ランニング・メイツ/彼女たちの大統領選
Running Mates
メグ・ゲイブル テレビ映画
2002 ルールズ・オブ・アトラクション
The Rules of Attraction
デントン夫人
ダイアナ妃の小説家
The Biographer
アマンダ・ワシントン テレビ映画
2002-2003 エイリアス
Alias
アリアナ・ケイン テレビシリーズ、3エピソードに出演
2003 ブラインド・ホライズン
Blind Horizon
ミス・K
2004 パラドックス・ハプニング
Last Goodbye
ショーン・ウィンストン
REX レックス
Anonymous Rex
シン テレビ映画
2006 レディ・トランスボーダー
Cut Off
マリリン・バートン
CSI:科学捜査班
CSI
ロイス・オニール テレビシリーズ、シーズン6のエピソード: Kiss Kiss, Bye Byeに出演
2007 CODE;GENE コード;ジーン
The Gene Generation
ジョセフィーン・ヘイデン博士
アメリカン・ホストクラブ
Cougar Club
イーディス
爆発感染 レベル5
Pandemic
リリアン・シェーファー知事 テレビ映画
2009 グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy
マーガレット・キャンベル テレビシリーズ、シーズン5のエピソード: An Honest Mistakeに出演
2017 バイバイマン
The Bye Bye Man
レッドモン
ダブル/フェイス
Inconceivable
ドンナ

参照

  1. ^ Faye Dunaway Wins Best Actress: 1977 Oscars”. Oscars (2009年2月4日). 2020年12月16日閲覧。
  2. ^ Faye Dunaway biography. Film Reference.com.
  3. ^ "Dunaway Does Crawford" October 05, 1981, People Magazine
  4. ^ 'Current Biography Yearbook, Volume 33'. H. W. Wilson Co., 1973. Original from the University of Virginia
  5. ^ Johns, Stephanie Bernardo. 'The Ethnic Almanac'. Stephanie Bernardo Johns. Doubleday, 1981 ISBN 0-385-14143-2, ISBN 978-0-385-14143-7. Page 445
  6. ^ Faye Dunaway. Yahoo Movies.
  7. ^ Wilson, Jane (1968年3月10日). “Faye's Way”. Los Angeles Times: p. N18. "The door of Faye Dunaway's suite at the Hotel George V in Paris opened slowly and cautiously. I was confronted by a dark-haired man wearing a world-weary expression, a black sweater and a droopy Bolivian bandit's moustache. I guessed that this must be Jerry Schatzberg, 40-year-old fashion photographer and Miss Dunaway's true love of two years' standing. He looks about 30, and was once the hero of an article in the late New York Herald Tribune entitled, The Sweet Life of Jerry Schatzberg." 
  8. ^ Faye Dunaway – biography, Biography.com
  9. ^ a b Dunaway's Son Adopted, Says Ex”. Contactmusic.com (2003年3月11日). 2009年2月19日閲覧。

外部リンク