ペガサス航空
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設立 | 1990年 | |||
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ハブ空港 |
サビハ・ギョクチェン国際空港 イスタンブール新空港(2015年より) | |||
焦点空港 |
アダナ空港 アドナン・メンデレス空港 アンタルヤ空港 エセンボーア国際空港 | |||
マイレージサービス | Pegasus Plus | |||
親会社 | ESASホールディング | |||
保有機材数 | 83機 | |||
就航地 | 109都市 | |||
本拠地 | トルコ イスタンブール | |||
外部リンク | www.flypgs.com |
ペガサス航空(ペガサスこうくう、トルコ語: Pegasus Hava Yolları英語: Pegasus Airlines)はトルコの格安航空会社である。またIATAに加盟している航空会社でもある[1]。
沿革
1989年12月1日に設立。1990年4月15日に2機のボーイング737-400で運航を開始した。しかしながら、運航開始から4ヶ月後にイラクによるクウェート侵攻でトルコの観光業界に大きな影響を受け、それと同時に同社にも打撃を与えた。
1992年、観光客が戻り始め、そして同社は3機目のボーイング737-400導入で更に成長した。その後も成長を続け、2012年にはキルギスの航空会社であるエア・マナスに対して出資を行いペガサス・アジアに改称した他、エアバスA320neoとエアバスA321neoを合計で最大100機発注する契約を締結した[2]
また、2012年から2013年にかけてイズ・エアーを買収するなど規模の拡大を図っている。
就航都市
2015年現在(イズ・エアーとペガサス・アジアが就航している都市も含む)。ヨーロッパのみならず中央アジアや西アジアにも路線網を広げている。
アフリカ
アジア
中央アジア
南アジア
西アジア
ヨーロッパ
東ヨーロッパ
- グロズヌイ(グロズヌイ空港)
- クラスノダール(クラスノダール国際空港)
- ミネラーリヌィエ・ヴォードィ(ミネラーリヌィエ・ヴォードィ空港)
- モスクワ(ドモジェドヴォ空港)
- ノヴォシビルスク(トルマチョーヴォ空港)
- エカテリンブルク(コルツォヴォ国際空港)
北ヨーロッパ
西ヨーロッパ
- リヨン(リヨン・サン=テグジュペリ国際空港)
- リヨン/サン=テティエンヌ(サン=テティエンヌ・ブテオン空港)
- マルセイユ(マルセイユ・プロヴァンス空港)
- ニース(コート・ダジュール空港)
- パリ(パリ=オルリー空港)
- ベルリン(ベルリン・シェーネフェルト国際空港)
- ケルン/ボン(ケルン・ボン空港)
- デュッセルドルフ(デュッセルドルフ空港)
- エアフルト(エアフルト・ヴァイマール空港)
- フランクフルト(フランクフルト空港)
- ハンブルク(ハンブルク国際空港)
- ハノーファー(ハノーファー空港)
- ライプツィヒ(ライプツィヒ・ハレ空港)
- ミュンヘン(ミュンヘン国際空港)
- ミュンスター/オスナブリュック(ミュンスター・オスナブリュック国際空港)
- ニュルンベルク(ニュルンベルク空港)
- シュトゥットガルト(シュトゥットガルト空港)
トルコ国内
- アダナ(アダナ・シャキルパシャ空港)
- アランヤ(ガジバシャ空港)
- アマスィヤ(アマスィヤ・メルジフォン空港)
- アンカラ(エセンボーア国際空港)
- アンタルヤ(アンタルヤ空港)
- イスタンブール(サビハ・ギョクチェン国際空港)(拠点空港)
- イスタンブール(アタテュルク国際空港)
- ガズィアンテプ(ガズィアンテプ空港)
- コンヤ(コンヤ空港)
- ムシュ(ムシュ空港)
共同運航
機材
2021年8月現在[3]。
- エアバスA320-200:12機
- エアバスA320neo:42機(13機発注中[4])
- エアバスA321neo:6機(37機発注中[4])
- ボーイング737-800:29機
過去の運行機材
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エアバスA320
-
エアバスA320neo
-
ボーイング737-800
-
ボーイング737-400(退役済み)
機内サービス
基本的には全て有料で提供されている[5]。また機内食の事前予約サービスもあり15種類から選択できる[6]。
事故
- 2018年1月13日、23時半頃にトラブゾンの空港に向かっていた国内線8622便(機材はボーイング737-800、TC-CPF)が着陸後、滑走路を大幅に逸脱し、海側の急斜面を滑り落ちる事故が発生した。機体は危うく黒海に落下しかけ、右エンジンは脱落。しかし、乗員乗客168名全員は生還した。原因は調査中[7]。同年1月18日、機体は2機のクレーンにより解体せずに引き上げられた[8]。事故機はトラブゾンで図書館として再利用される計画がある。
- 2020年1月7日、イスタンブール行きの747便がサビハ・ギョクチェン国際空港への着陸時に滑走路をオーバーランした。この事故による死者は無かった[9]。
- 2020年2月5日、イズミルからイスタンブールへ向かっていた2193便(機材はボーイング737-800、TC-IZK)がサビハ・ギョクチェン国際空港への着陸時に滑走路をオーバーランした。乗員乗客183人中3人が死亡し、179人が負傷した[10][11][12]。
脚注
- ^ Why Pegasus? > About Pegasus > Pegasus Airlines - Pegasus Airlines
- ^ ペガサス航空、A320neoなど最大100機発注へ - Aviation Wire(2012年12月19日)
- ^ Aircraft and Fleet Lists - ch-aviation.com(2015年8月21日閲覧)
- ^ a b Pegasus selects up to 100 A320neo Family Aircraft - Airbus(2012年12月18日)
- ^ [1] (PDF) - Pegasus Airlines(2015年8月23日閲覧)
- ^ Pegasus Cafe - Pegasus Airlines(2015年8月23日閲覧)
- ^ [2] - ペガサス・エアラインズ、1月13日にトラブゾン空港到着時に滑走路逸脱(2018年1月15日閲覧)
- ^ 滑走路外れたトルコ旅客機、クレーン2基で引き揚げ成功 AFP(2018年1月19日)2018年1月25日閲覧
- ^ Hradecky, Simon. “Incident: Pegasus B738 at Istanbul on Jan 7th 2020, runway excursion on landing”. Aviation Herald. 2020年1月7日閲覧。
- ^ “Plane splits in three after skidding off Istanbul runway” (英語). Sky News
- ^ “Plane skids off runway and splits in Turkey” (英語). BBC News. (2020年2月5日) 2020年2月5日閲覧。
- ^ “Airliner skids, breaks open in Istanbul; 3 dead, 179 injured”. Associated Press. (2020年2月5日) 2020年2月5日閲覧。