ボブ・グリーシー
ボブ・グリーシー (Robert Allen Griese ; GREE -see 、1945年 2月3日 - )は、アメリカ合衆国 インディアナ州 エバンズビル 出身のアメリカンフットボール の元選手である。クォーターバック として、1967年シーズン から1980年シーズン までマイアミ・ドルフィンズ 一筋で14年間プレーした。
パデュー大学 でカレッジフットボールをプレーしたグリーシーは1967年のNFLドラフトでマイアミ・ドルフィンズから1巡目全体4位の指名を受け、NFL入りした。名将ドン・シュラ の下、スーパーボウルに3年連続出場し(第6回 ・第7回 ・第8回 )[1] 、第7回・第8回スーパーボウルを連覇した。
1984年にカレッジフットボール殿堂入りし[2] [3] 、1990年にプロフットボール殿堂 入りした[4] 。マイアミ・ドルフィンズでの背番号12は永久欠番になっている。
引退後は、NFLやカレッジフットボールの試合で解説者を務めた。
経歴
第6回スーパーボウル に出場した際は、自陣38ヤードからのプレーでボブ・リリー、ラリー・コール、ジェスロ・ピューからプレッシャーを受けて、リリーにサックされ、29ヤードをロスした。29ヤードロスしたプレーは、スーパーボウル記録となっている[5] 。
1972年 、マイアミ・ドルフィンズがシーズン無敗で第7回スーパーボウル を優勝した際のQBである。この年、エースQBのグリーシーが5試合目で負傷し38歳のベテランQBアール・モラル(英語版 ) が交代出場、その後レギュラーシーズン残り試合全てで先発したが全勝、プレーオフのクリーブランド・ブラウンズ戦でもモラルが先発した。グリーシーは、ピッツバーグ・スティーラーズ とのAFCチャンピオンシップゲーム で交代出場、第7回スーパーボウルでは先発に復帰した[6] 。翌年の第8回スーパーボウル でも優勝している。スーパーボウル3連覇を目指した1974年 は、ディビジョナルプレーオフでオークランド・レイダース と対戦、ケン・ステイブラー からクラレンス・デービスへのTDパスが試合終盤に決まり敗れた。このプレーは、The sea of hands と呼ばれている。
家族
2013年解説者となったブライアン
息子のブライアン・グリーシー(英語版 ) はミシガン大学 に進学し、1998年1月1日に行われたローズボウル のMVPとなった。この試合は父親であるボブが解説を務めた。ブライアンはその後、NFLのブロンコス 、ドルフィンズ 、バッカニアーズ 、ベアーズ でプレーした。
出典
1960年代 1970年代 1980年代 1990年代
ミッチェル
ディバーグ
コーザー
エリクソン
ヒューアード
2000年代
フィードラー
ルーカス
Br.グリーシー
フィーリー
ローゼンフェルス
ファーロット
カルペッパー
ハリントン
レモン
グリーン
ベック
ペニントン
ヘニー
2010年代 2020年代
年代の分類は初先発のシーズンによる
業績 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
1930年代
36 A.ハーバー(英語版 )
37 E.ダノウスキ(英語版 )
38 E.ダノウスキ(英語版 )
39 P.ホール(英語版 )
1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
1930年代
32 A.ハーバー(英語版 )
33 H.ニューマン(英語版 )
34 A.ハーバー(英語版 )
35 E.ダノウスキ(英語版 )
36 A.ハーバー(英語版 )
37 B.マスターソン(英語版 )
38 B.モネット(英語版 )
39 F.フィルチョック(英語版 )
1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(2回)
ババ・スミス
クリントン・ジョーンズ
スティーブ・スパリアー
ボブ・グリーシー
ジョージ・ウェブスター
フロイド・リトル
メル・ファー
ジーン・ワシントン
ボブ・ハイランド
ロイド・フィリップス
キャス・バナゼック
ポール・セイラー
レイ・マクドナルド
ロン・ビリングズリー
アラン・ペイジ
デイブ・ウィリアムズ
ジーン・アップショー
ボブ・マチソン
ハリー・ジョーンズ
ジム・デトワイラー
ジョン・チャールズ
ジョン・ピッツ
トム・レグナー
ジーン・トロシュ
ドン・ホーン
レスリー・ケリー
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