ポップ (アルバム)
『POP』 | ||||
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U2 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
ウィンドミルレーン・スタジオ ハノーファ・クアイ・スタジオ ザ・ワークス,ダブリン サウスビーチ・スタジオ,マイアミ 1996年 | |||
ジャンル | ロック / テクノ | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・レコード | |||
プロデュース | フラッド、ハウイー・B、スティーヴ・オズボーン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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U2 アルバム 年表 | ||||
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『POP』 (ポップ) は、アイルランドのロックバンド、U2のアルバムである。
概要
1993年発表の『ZOOROPA』から3年半ぶり[1]にリリースされた9枚目のスタジオアルバム。1991年の『アクトン・ベイビー』から続いたU2の1990年代テクノロジー路線の総決算的な一枚となった。全米・全英チャートで1位を獲得し、「ZOOTVツアー」をしのぐ巨大ステージセットを持ち込んだ「PopMartツアー (PopMart Tour) 」を世界各地で敢行した。
制作スタッフでは、『ヨシュア・トゥリー』以降レコーディングエンジニアとして信頼してきたフラッドをプロデューサーに起用し、[2]、ほかにハウイー・B (Howie B) とスティーヴ・オズボーン (Steve Osborne) が参加している。テクノ、ブレイクビーツ、トリップ・ホップなど多彩なアレンジを施しているが、オープニングのきらびやかな3曲から転じて、中盤以降はミディアムテンポの落ち着いたナンバーが並ぶ。
先行発売されたシングル「ディスコテック」のMVでは、メンバー4人がヴィレッジ・ピープルを模したコスチュームでダンスを踊り話題となった。なお、アルバム制作中の1996年末にこの曲の音源がインターネットに流出する事件が起き、発売予定日が前倒しされた。
ボーカルのボノは本作について「まだレコーディングをしている最中にツアーをブッキングするというミスを犯してしまった」「大慌てでアルバムを仕上げることになったけど、あともう2〜3ヶ月アルバム作りに時間を割いていたら、『POP』ははるかにいいアルバムに仕上がっていただろうね」と語っている[3]。
このアルバムはU2を新人時代から応援し、1996年に他界したアイルランドの音楽評論家ビル・グラハムに捧げられている[4]。
収録曲
- Discothèque (ディスコテック)
- Do You Feel Loved (ドゥ・ユー・フィール・ラヴド)
- Mofo (モーフォ)
- If God Would Send His Angels (イフ・ゴッド・ウィル・センド・ヒズ・エンジェルス)
- Staring At The Sun (ステアリング・アット・ザ・サン)
- Last Night On Earth (ラスト・ナイト・オン・アース)
- Gone (ゴーン)
- Miami (マイアミ)
- The Playboy Mansion (ザ・プレイボーイ・マンション)
- If You Wear That Velvet Dress (イフ・ユー・ウェア・ザット・ヴェルヴェット・ドレス)
- Please (プリーズ)
- Wake Up Dead Man (ウェイク・アップ・デッド・マン)
- Holy Joe (Guilty Mix) (ホリー・ジョー(ギルティ・ミックス)) ※日本盤ボーナストラック
脚注
外部リンク
- アルバム紹介 - U2.com