マーク・ライランス

マーク・ライランス
Sir Mark Rylance
Sir Mark Rylance
2016年カンヌ国際映画祭にて
本名 David Mark Rylance Waters
生年月日 (1960-01-18) 1960年1月18日(64歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス ケント州 アシュフォード
職業 俳優
舞台演出家
劇作家
活動期間 1980年 -
配偶者 クレア・ヴァン・カンペン(1989年 - )
主な作品
映画
インティマシー/親密
ブーリン家の姉妹
ブリッジ・オブ・スパイ
BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
ダンケルク
レディ・プレイヤー1
シカゴ7裁判
ドント・ルック・アップ
ボーンズ アンド オール
テレビドラマ
ウルフ・ホール
舞台
ロミオとジュリエット
 
受賞
アカデミー賞
助演男優賞
2015年ブリッジ・オブ・スパイ
全米映画批評家協会賞
助演男優賞
2015年『ブリッジ・オブ・スパイ』
ニューヨーク映画批評家協会賞
助演男優賞
2015年『ブリッジ・オブ・スパイ』
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2020年『シカゴ7裁判
英国アカデミー賞
助演男優賞
2015年『ブリッジ・オブ・スパイ』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2020年『シカゴ7裁判』
トニー賞
演劇主演男優賞
2008年ボーイング・ボーイング
2011年『エルサレム』
演劇助演男優賞
2014年十二夜
ローレンス・オリヴィエ賞
演劇主演男優賞
1994年『空騒ぎ
2010年『エルサレム』
その他の賞
トロント映画批評家協会賞
助演男優賞
2015年『ブリッジ・オブ・スパイ』
テンプレートを表示

サー・デビッド・マーク・ライランス・ウォーターズSir David Mark Rylance Waters1960年1月18日 - )は、イギリスケント州アシュフォード出身の俳優舞台演出家劇作家

来歴

ケント州アシュフォードで生まれ、子ども時代を米ウィスコンシン州コネティカット州で過ごす[1]。英ロンドンの王立演劇学校(RADA)を卒業し、舞台俳優として活躍。その後も主に舞台でキャリアを重ね、95年から10年間、シェイクスピア・グローブ座の芸術監督も務めた[2]

2015年までにローレンス・オリヴィエ賞を2度、トニー賞を3度受賞する。その一方で、87年の『ハーツ・オブ・ファイヤー』(日本劇場未公開)を皮切りに、『インティマシー/親密』(01)や『ブーリン家の姉妹』(08)、『ブリッツ』、『もうひとりのシェイクスピア』(ともに11)といった映画にも出演。

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』で、アカデミー助演男優賞英国アカデミー賞 助演男優賞などを受賞する。テレビドラマでも、実在の政治家トマス・クロムウェル役で主演した歴史ドラマ『ウルフ・ホール』でも高い評価を得て、エミー賞ゴールデングローブ賞にもノミネートされる(また、第73回ゴールデングローブ賞では、『ブリッジ・オブ・スパイ』でもノミネートされており、映画・テレビ部門の両方でノミネートされた)。

2016年にスピルバーグ監督がロアルド・ダールの児童書『オ・ヤサシ巨人BFG』を映画化した『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』では主演を務めた[3]

2017年にナイトに叙勲されている[4]

私生活

1989年に作曲家・劇作家のクレア・ヴァン・カンペンと結婚している[2]

出演作品

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1991 プロスペローの本
Prospero's Books
ファーディナンド
1996 ベンヤメンタ学院
Institute Benjamenta, or This Dream Which One Calls Human Life
ヤーコプ・フォン・グンテン
2002 インティマシー/親密
Intimacy
ジェイ 内田直哉
2008 ブーリン家の姉妹
The Other Boleyn Girl
トーマス・ブーリン 小島敏彦(ソフト版)
村治学(VOD版)
2011 ブリッツ
Blitz
ロバーツ 斉藤次郎
2012 もうひとりのシェイクスピア
Anonymous
ヘンリー・コンデル (吹き替え版なし)
2014 ブロークン・ポイント
Days and Nights
スティーヴン
2016 ブリッジ・オブ・スパイ
Bridge of Spies
ルドルフ・アベル アカデミー助演男優賞受賞
英国アカデミー賞 助演男優賞受賞
ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート
全米映画俳優組合賞 助演男優賞ノミネート
放送映画批評家協会賞助演男優賞ノミネート
全米映画批評家協会賞助演男優賞受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞受賞
ボストン映画批評家協会賞助演男優賞受賞
ニューヨーク映画批評家オンライン賞助演男優賞受賞
フェニックス映画批評家協会賞助演男優賞受賞
ロンドン映画批評家協会賞助演男優賞受賞
トロント映画批評家協会賞助演男優賞受賞
バンクーバー映画批評家協会賞助演男優賞受賞
オーストラリア映画協会賞(国際部門)助演男優賞受賞
佐々木敏
ザ・ガンマン
The Gunman
コックス 中博史
BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
The BFG
BFG 山路和弘
2017 ダンケルク
Dunkirk
ミスター・ドーソン 原康義
2018 レディ・プレイヤー1
Ready Player One
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー / アノラック 後藤哲夫
2019 ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏
Waiting for the Barbarians
民政官 西垣俊作
2020 シカゴ7裁判
The Trial of the Chicago 7
ウィリアム・クンスラー 原康義
2021 ドント・ルック・アップ
Don't Look Up
ピーター・イッシャーウェル
2022 アウトフィット
The Outfit
レナード・バーリング 日本劇場未公開
ボーンズ アンド オール
Bones and All
サリー (吹き替え版なし)
TBA The Way of the Wind サタン ポストプロダクション
The Fantastic Flitcrofts モーリス・フリットクロフト 撮影中

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2015 ウルフ・ホール
Wolf Hall
トマス・クロムウェル ミニシリーズ、計6話出演
ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート
(吹き替え版なし)

脚注

  1. ^ 映画.com. 2016年3月1日閲覧。
  2. ^ a b allcinema Movie&DVD Database. 2016年3月1日閲覧。
  3. ^ ディズニー最新作『BFG』に主演のマーク・ライランス、狂言師の野村萬斎と親交”. cinemacafe (2016年8月31日). 2017年10月30日閲覧。
  4. ^ 英国新年の叙勲 アンディ・マリーやモー・ファラーが「ナイト」に”. BBC (2017年1月1日). 2017年4月20日閲覧。

外部リンク