ユーゼフ・カミンスキ
ユーゼフ・カミンスキ | |
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ユーゼフ・カミンスキ (1952) | |
基本情報 | |
生誕 | 1903年11月17日 |
出身地 | イスラエル |
死没 | 1972年10月14日(68歳没) |
学歴 | ベルリン音楽大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 作曲家・指揮者・ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
ユーゼフ・カミンスキ(ヘブライ文字:יוסף קמינסקי, ポーランド語: Józef Kamiński、1903年11月17日 - 1972年10月14日)はイスラエルの作曲家・指揮者・ヴァイオリニスト。女優のイダ・カミンスカは姉。
生涯
俳優の両親のもとオデッサで生まれるが、生後すぐ一家はワルシャワに移り住んだ。1909年よりヴァイオリンを始め、12歳でソリストとしてワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団と共演した。1922年よりベルリン音楽大学(現在のベルリン芸術大学)でヴァイオリンと作曲を学び、1924年にはウィーンに留学して、ハンス・ガルらに作曲と指揮を学んだ。その後ベルリンでソリストとして活動するが、1926年に母親が死去するとワルシャワに戻って、ユダヤ劇場の指揮者となった。
1937年にテルアビブに移住。ブロニスラフ・フーベルマンの勧めで、パレスチナ管弦楽団(後のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)のコンサートマスターに就任し、1969年まで務めた。またそれ以外にも多くのオーケストラに指揮者とソリストとして客演した。
教え子にイツァーク・パールマンがいる。
作品
代表作として、ユダヤ民謡を用いた管弦楽曲『3つのイスラエルのスケッチ』、ユーモラスで新古典的な『トランペットとオーケストラのためのコンチェルティーノ』(1940)、『ハープとオーケストラのためのバラード』(1943)、『ヴァイオリン協奏曲』(1947-49)などがある。1960年にはイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のために『交響的序曲』を作曲し、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団賞を受賞した。その他に『弦楽四重奏曲』(1945)のような室内楽曲、『トリプティーク』(1959)のようなピアノ曲がある。
参考文献
- Jan Jagielski: Przewodnik po cmentarzu żydowskim w Warszawie przy ul. Okopowej 49/51. Z. 1, Kwatery przy Alei Głównej. Warszawa: Towarzystwo Opieki nad Zabytkami. Społeczny Komitet Opieki nad Cmentarzami i Zabytkami Kultury Żydowskiej w Polsce, 1996, s. 59. ISBN 83-90-66296-5.
脚注