リフォームUK
リフォームUK Reform UK | |
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党首 | ナイジェル・ファラージ |
成立年月日 | 2018年12月23日 |
本部所在地 | ロンドン ヴィクトリアストリート |
庶民院議席数 |
1 / 650 (0%) |
地方自治体議員数 |
3 / 19,481 (0%) |
政治的思想・立場 |
右派 欧州懐疑主義 右派ポピュリズム 反ロックダウン |
国際組織 | 自由と直接民主主義のヨーロッパ |
公式サイト | [公式ウェブサイト ] |
リフォームUK(リフォームユーケー、英: Reform UK)、旧称ブレグジット党(英: The Brexit party)はイギリスの政党である。同国の欧州連合からの早期離脱という単一論点政治を志向する欧州懐疑主義政党であった[1]が、2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行後はロックダウンに反対する政策を掲げている。勢力は2022年時点で地方自治体議会の全19,481議席中3議席。
党史
イギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)運動を主導したイギリス独立党元党首であるナイジェル・ファラージが2019年4月12日にブレグジット党を結党[2]。大半の党員はファラージが党首であった英国独立党出身者だが、アン・ウィデコムやアンヌンツィアータ・リース=モグ(ジェイコブ・リース=モグの妹)ら保守党からの参加者もいる[3]。革新系(左派)も保守系(右派)よりは数が少ないものの、ジョージ・ギャロウェイ[4]、クレール・フォックス[5]らが参加している。
同年5月23日に行われた2019年欧州議会議員選挙にて29議席を獲得して第1党となった[6]。続く6月6日の下院補欠選挙で当選を狙ったが683票差で労働党候補に敗れ、国政進出には失敗した。この時には、次の総選挙で全選挙区に候補者を擁立すると発表した[7]ものの、後に2019年12月12日に行われる総選挙では離脱派の票分散を防ぐため、保守党が議席をもっている選挙区には対抗馬を立てないと発表した[8]。この総選挙で保守党が大勝し、2020年1月31日午後11時をもってイギリスはEUを離脱した。その後、目的を失ったブレグジット党は活動を停止した。
2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の大流行に伴い感染爆発抑制のため世界各国でロックダウンが行われるようになり、イギリスもそれに倣うこととなった。10月31日、首相のボリス・ジョンソンが11月5日より2回目のロックダウンに入ることを宣言したことを受け、ファラージは党の再始動を決定。党名をリフォームUKへと改め、ロックダウンに反対することを宣言した[9][10]。
脚注
- ^ “英で「ブレグジット党」旗揚げ EU早期離脱目指す”. 日本経済新聞. (2019年4月13日) 2019年6月1日閲覧。
- ^ 英で「ブレグジット党」旗揚げ、欧州議会選に出馬へ 朝日新聞 2019年4月15日
- ^ “Rees-Mogg elected Brexit Party MEP” (2019年5月27日). 2019年5月31日閲覧。
- ^ George Galloway [@georgegalloway] (2019年5月1日). "I intend to stand in the forthcoming parliamentary by-election in Peterborough. More follows..." X(旧Twitter)より2020年11月10日閲覧。
- ^ “Brexit Party wins three North West seats”. BBC News (2019年5月27日). 2019年5月31日閲覧。
- ^ 社説:中道退潮の欧州議会選 統合に多様な民意反映を - 毎日新聞 2019年5月31日
- ^ 英下院補選、労働党が議席維持 ブレグジット党の攻勢かわす ロイター 2019年6月7日配信 2019年6月7日閲覧
- ^ “【英総選挙2019】 ブレグジット党、与党・保守党と議席争わない方針”. BBC News. BBC. (2019年11月12日) 2019年11月12日閲覧。
- ^ “英ブレグジット党、「リフォームUK」に改称 都市封鎖に反対”. ロイター. (2020年11月2日) 2020年11月10日閲覧。
- ^ “「ミスター・ブレグジット」、ロックダウン反対掲げ離脱党を改名”. AFPBB News. フランス通信社. (2020年11月3日) 2020年11月10日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- リフォームUK (@brexitparty_uk) - X(旧Twitter)
- リフォームUK (brexitpartyuk) - Facebook