位相的に識別可能(いそうてきにしきべつかのう 英: topologically distinguishable)であるとは、位相空間論において、相異なる位相空間X上の点 x, y は、x, y それぞれの近傍系 V ( x ) {\displaystyle {\mathcal {V}(x)} , V ( y ) {\displaystyle {\mathcal {V}(y)} が V ( x ) {\displaystyle {\mathcal {V}(x)} ≠ V ( y ) {\displaystyle {\mathcal {V}(y)} を満たすということ。
言い換えれば、x, y のうち一方の近傍でありながら他方の近傍ではないような集合がXの部分集合として存在しているということである。
反対に、 V ( x ) {\displaystyle {\mathcal {V}(x)} = V ( y ) {\displaystyle {\mathcal {V}(y)} ならば、位相的に識別不可能(いそうてきにしきべつふかのう 英: topologically indistinguishable)であるという。