兵馬司(ひょうまし)は、日本の律令制において兵部省に属した機関。訓はつわもののうまのつかさなど。
兵馬司は、全国の牧、軍馬、公私における牛・馬の管理(近い性格の機関である馬寮は、主に朝廷での飼養を職掌としていた)、駅伝制などをつかさどった。
大同3年(808年)に廃止され、その職務は左・右馬寮に組み込まれた。