北松戸駅

北松戸駅
東口(2010年9月)
きたまつど
Kita-Matsudo
JL 22 松戸 (2.1 km)
(1.3 km) 馬橋 JL 24
所在地 千葉県松戸市上本郷905
駅番号 JL23
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線(各駅停車)
(線路名称上は常磐線
キロ程 17.8 km(日暮里起点)
綾瀬から10.1 km
電報略号 キマ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
19,704人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1952年昭和27年)5月1日[* 1]
備考
  1. ^ 1958年(昭和33年)12月25日臨時駅→常設駅
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西口(2021年5月)

北松戸駅(きたまつどえき)は、千葉県松戸市上本郷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]常磐緩行線の列車が停車する。駅番号JL 23

当駅は松戸市の上本郷に位置し、松戸競輪や北松戸工業団地の最寄り駅である[1]

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する[1]地上駅で、橋上駅舎を有している。

松戸駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)。お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝はインターホンによる案内となる[2]。きっぷ売り場(自動券売機)に立ち食いそば店が併設されている。このほか、多機能券売機[2]指定席券売機[2]自動改札機が設置されている。

エレベーターは西口と改札階、東口と改札階、改札階とホームをそれぞれ連絡するものが設置されている。なお、エスカレーターは改札とホーム間を連絡するものが1基設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 JL 常磐線(各駅停車) 下り 取手方面
2 上り 松戸北千住代々木上原方面

(出典:JR東日本:駅構内図

駅舎内の施設(駅ナカ)

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員19,704人である。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 22,085 [* 1]
1991年(平成03年) 22,455 [* 2]
1992年(平成04年) 22,582 [* 3]
1993年(平成05年) 22,832 [* 4]
1994年(平成06年) 23,474 [* 5]
1995年(平成07年) 23,486 [* 6]
1996年(平成08年) 23,375 [* 7]
1997年(平成09年) 22,675 [* 8]
1998年(平成10年) 22,492 [* 9]
1999年(平成11年) 22,417 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]21,905 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]21,924 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]21,931 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]22,097 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]22,133 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]21,817 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]21,972 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]21,613 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]21,303 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]21,254 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]20,931 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]20,766 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]20,683 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]21,071 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]20,536 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]21,006 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]21,243 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]21,667 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]21,716 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]21,606 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]17,264
2021年(令和03年) [JR 22]18,204
2022年(令和04年) [JR 23]19,110
2023年(令和05年) [JR 24]19,704

駅周辺

駅西側に松戸競輪場と北松戸工業団地がある。かつては、競輪開催日には利用客で大変賑わっていた[注 2]。工業団地には山崎製パン合同酒精宝酒造など大手メーカーを含む大型工場が立地し、朝・午後には工場通勤客の当駅利用がある。北松戸工業団地は常磐線に沿って南北に伸びており、その北端は馬橋駅付近である。

駅西側は低地で、かつて「下谷耕地」と呼ばれた田園地帯は現在の新松戸駅から当駅までの範囲に広がっていた。江戸川沿いの一部地域に農地が残る。駅東側は台地が迫り、その間に駅前広場と国道6号がある(松戸市内では最も駅に近い)。駅1キロ圏内は、工業団地、競輪場を除けば概ね住宅街となっている。

西口

松戸競輪場(第3回サマーナイトフェスティバル)

東口

東口駅前ロータリー
専修大学松戸中学校・高等学校

駅前広場から程近く、常磐線と並行して国道6号が通っている。平日昼間は駅入口の交差点渋滞ポイントになっている。国道6号を越えると上り坂となり、住宅街がひろがる。

バス路線

東口広場に乗り入れ、松戸新京成バスと松戸市コミュニティバスの路線バスが発着する。

松戸新京成バス
松戸市コミュニティバス(中和倉コース)[9]
  • 左回り・右回り:総合医療センター行

※なお、駅西方面には「北松戸駅入口」(京成バス日大歯科病院 - 松戸駅間の路線)を名乗るバス停留所があるが、西口から道のりでおよそ700m(徒歩約8 - 9分)離れており乗り換えには向いていない。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JL 常磐線(各駅停車)
松戸駅 (JL 22) - 北松戸駅 (JL 23) - 馬橋駅 (JL 24)

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 開設時の駅名を「松戸競輪場前」とする説もあるが、これは設置計画時の仮称であり、昭和27年5月日本国有鉄道公示第152号では「常磐線松戸・馬橋間に次の仮停車場を設置して、旅客の取扱を開始する」として、仮停車場名は「北松戸」とされており、開設当初から駅名は「北松戸」である。また、常設駅に変更された際の昭和33年12月日本国有鉄道公示第451号も「常磐線松戸・馬橋間の北松戸仮停車場は、昭和33年12月25日から停車場に改め、旅客の取扱を開始する」として、駅名は同じく「北松戸」である。
  2. ^ 2000年代以降は観客数が減少しているため、それほど目立った混雑はない。

出典

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、26頁。 
  2. ^ a b c d 駅の情報(北松戸駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
  3. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、426頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「北松戸駅開業」『交通新聞』交通協力会、1958年12月17日、1面。
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-114-7 
  6. ^ “みどりの窓口リストラ” 朝日新聞 (朝日新聞社): p23. (2006年7月11日 夕刊)
  7. ^ a b 常磐(各駅停車)線 車外スピーカーを使用して発車メロディを流す取り組みについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2019年3月12日。オリジナルの2019年4月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190401134340/https://www.jreast.co.jp/press/2018/tokyo/20190312_t01.pdf2020年3月27日閲覧 
  8. ^ 常磐(各駅停車)線に初めてホームドアを導入します 〜2021年度にホームドアを使用開始する常磐(各駅停車)線の駅について〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2020年11月17日。オリジナルの2020年11月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201117063610/https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to03.pdf2020年11月17日閲覧 
  9. ^ 路線図・時刻表・運賃(PDF:1,877KB)” (PDF). 松戸市ゆめいろバス ご利用案内. 松戸市 (2021年3月17日). 2021年8月22日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。

利用状況

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

外部リンク