多田由美

多田 由美
生誕 1963年????[1]
大阪府[1]
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 1986年 -
ジャンル 少女漫画
代表作 『お陽様なんか出なくてもかまわない』
『バルコニーに座って』
『ベイビー・ブルー・アイズ』
受賞 1986年角川書店あすか漫画大賞
『ウォーレンの娘』[1]
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多田 由美(ただ ゆみ、1963年 - )は、日本漫画家イラストレーターとしての仕事も行う。神戸芸術工科大学准教授。マンガアミューズメントメディア総合学院マンガ学科講師。大阪府出身[1]

1986年に、角川書店あすか漫画大賞を『ウォーレンの娘』(「月刊Asuka」1986年7月号初掲載)にて受賞してより、角川書店新書館祥伝社早川書房などの雑誌で執筆。同人誌活動もしている[1]

短編を中心に作品を発表している。アメリカ合衆国を舞台としたものが多く、アメリカ映画の影響を受けた舞台設定と、極力無駄を省いたシナリオによる情景描写、高いデッサン力に基づく端正な画風が特徴[1][2]

デビューするまで、あまり少女漫画に馴染んでいなかったという多田の描く絵は、それまでの漫画絵に無かった表現様式であったこともあり、後進に与えた影響は一般的知名度に比べて遥かに大きい[2][3]

著書

その他の仕事

脚注

  1. ^ a b c d e f 多田由美:マンガ家・雑誌”. コミックナタリー. 2013年5月15日閲覧。
  2. ^ a b 「特集:多田由美」『COMICBOX 5月号』第82号、ふゅーじょんぷろだくと、1991年、pp006-036。 
  3. ^ 南信長「多田由美:バタ臭い風景|ビジュアル表現の地平を拓いた作家たち」『現代マンガの冒険者たち』エヌティティ出版、2008年5月、082頁。ISBN 978-4-757-14177-3 

出典・参考文献

外部リンク