大成駅

大成駅
全景(2017年5月)
たいせい
Taisei
K27 芽室 (2.1 km)
(4.8 km) 西帯広 K29
所在地 北海道河西郡芽室町東芽室南2線
駅番号 K28
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 32.3 km(新得起点)
電報略号 タセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
444人/日
-2014年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日[1]
備考 無人駅[2]
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大成駅(たいせいえき)は、北海道河西郡芽室町東芽室南2線にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。電報略号タセ[3]駅番号K28

歴史

北海道芽室高等学校通学の為の新設駅として設置された[3]経緯から、登下校の時間帯しか列車が止まらなかったが、芽室高校生徒会から増発の働きかけがなされたこともあり、2007年10月1日のダイヤ改正で10時台に新得方面の列車1本が停車拡大、2008年3月15日のダイヤ改正で18時台に帯広方面の列車1本が停車拡大された[4]。さらに2020年3月14日のダイヤ改正にて、普通列車(快速列車は除く)全便が当駅に停車するようになった[5]

駅名の由来

開業前の仮称は「東芽室」であったが[9]、近くに前述の芽室高校があり「通学が主体であることから、駅の発展と通学生の将来を合わせて[6]」命名したとされる。なお、付近の美生川に「大成橋」という橋が架かっている[7]

駅構造

単式1面1線ホームの地上駅[3]。帯広駅管理の無人駅である。

利用状況

1日の平均乗降人員は以下の通りである[10]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 432
2012 436
2013 442
2014 444

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
芽室駅 (K27) - 大成駅 (K28) - 西帯広駅 (K29)

脚注

  1. ^ a b c 「日本国有鉄道公示第100号」『官報』1986年9月30日。 
  2. ^ a b “「通報」●根室本線大成臨時乗降場ほか12臨時乗降場の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 5. (1986年9月30日) 
  3. ^ a b c d 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、112頁。ISBN 4-09-395401-1 
  4. ^ 武田泉. “衰微する地方部公共交通の現状と交通環境政策への地域・学校間での対応の温度差”. 北海道教育大学札幌校. 2020年11月6日閲覧。
  5. ^ 芽室町総合情報誌すまいる 2020年3月号”. 芽室町. 2020年11月6日閲覧。
  6. ^ a b 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 75. ISBN 4-89391-549-5 
  7. ^ a b c 浅井建爾 (2016-08-30). 駅名・地名 不一致の辞典 (1 ed.). 東京堂出版. p. 15. ISBN 978-4-490-10880-4 
  8. ^ “JR北海道 7駅のホーム延伸”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2004年4月12日) 
  9. ^ “新開設15駅の正式駅名を決定 北海道総局 61年11月改正”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年10月2日) 
  10. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧

関連項目

外部リンク