宇宙将棋
宇宙将棋[要検証 ](うちゅうしょうぎ、英: Space Shogi)は、1987年にジョージ・デックル卿によって考案された3次元将棋類である[1][2]。ゲーム空間は垂直に積み重ねられた9枚の9×9将棋盤から構成される。それぞれのプレーヤーは通常の将棋駒を用いる。
宇宙将棋はMichael Keller編 World Game Review No. 10 (Keller 1991)に収録されている。
ルール
宇宙将棋は駒の種類や数、初期配置など通常の将棋の慣習に従う。捕獲した駒の使用や成、王手、詰み、持将棋など全ての将棋のルールが適用される。しかし、駒は移動に関して3次元の自由度を有する。
初期配置
先手はレベル1から3、後手はレベル9から7に駒を配置する。
脚注
- ^ Pritchard (1994), p. 285
- ^ Pritchard (2007), p. 261
参考文献
- Keller, Michael, ed (June 1991). World Game Review (Michael Keller) (No. 10). ISSN 1041-0546.
- Pritchard, D. B. (1994). The Encyclopedia of Chess Variants. Games & Puzzles Publications. ISBN 0-9524142-0-1
- Pritchard, D. B. (2007). Beasley, John. ed. The Classified Encyclopedia of Chess Variants. John Beasley. ISBN 978-0-9555168-0-1
関連項目
- 三次元チェス
- George Dekle考案の将棋類
- 六角将棋 — 6角形のマスを使用する。
- 三角将棋 — 3角形のマスを使用する。
- 煉瓦将棋 — 通常のマスだが互い違いになっている。