市町村旗
市町村旗(しちょうそんき)は、日本の市町村を象徴する旗である。
概説
市町村において公的行事や公的機関では国旗や都道府県旗などと一緒に市町村旗が掲揚される。
デザインとしては市町村章をそのまま市町村旗の中央に配置するものが多い。配色は都道府県旗に準じる場合が数多くみられ、群馬県旗に対する前橋・高崎・桐生市旗(紫と白の配色)や、神奈川県旗に対する横浜・横須賀・厚木市旗(白と赤の配色)などがあげられる[1]。市町村によっては市町村章とは全く異なるデザインがある(例:兵庫県の姫路市や西宮市、佐賀県の多久市、鹿児島県の鹿屋市など)。
目的
- 自治体の標識を象徴・愛情精神・目指す政策を達成することを目的とするために制定され、そこで色を決めている[2][3][4]。
旗の使用場所
- 官公庁や公共施設では国旗や都道府県旗と一緒に揚げられることが多い。建物の外側にあるポールの掲揚部分に職員によって掲揚され、管理者は総務課などに関係する部課で管理されている[6]。
歴史
- 1964年に東京オリンピックが開催され、そこで「デザイン」と呼ばれる言葉が一般化されたことをきっかけにこれまで一色染が基本であったものが、二色染・三色染の旗が増えた[1]。
市町村旗の一覧
- 北海道地方
- 東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国地方
- 四国地方
- 九州地方
脚注
参考文献
- 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。
関連項目
外部リンク