布土駅
布土駅* | |
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旧布土駅全景 | |
ふっと FUTTO | |
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所在地 | 愛知県知多郡美浜町大字布土 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 河和線 |
キロ程 | 24.2 km(太田川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
311人/日 -1992年[1]- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)7月1日 |
廃止年月日 | 2006年(平成18年)12月16日 |
備考 | *1972年(昭和47年)四海波駅を統合後、現在地に移転 |
布土駅(ふっとえき)は、かつて愛知県知多郡美浜町大字布土にあった名古屋鉄道河和線の駅。
概要
2006年(平成18年)12月16日に廃止となった。毎時2本の普通列車のほか、朝に数本急行が停車していた。ただ、普通列車は知多新線を除いた他の路線とは違いほぼ30分間隔の等間隔ダイヤとなっておらず(普通列車が2本続けて発車した後特急と急行が連続して通過していた)、非常に利用しづらいダイヤであったため、隣の快速急行(一部特急も停車)停車駅(2006年(平成18年)当時)である河和口駅などに利用者は流れてしまい、低迷した。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 知多鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 知多鉄道が名古屋鉄道に合併。
- 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[2]。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 同日廃止された四海波駅を統合し[2]、太田川寄りに900m移設。
- 2006年(平成18年)12月16日 - 廃止。
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待合所と駅名標
駅構造
ホームは2面2線の相対式の地上駅。ホームは最大6両まで対応していた。駅集中管理システム未導入の、完全な無人駅。駅舎もなく、直接ホームに入る形になっていた。冒頭の通り、同システム導入に伴うコストの削減のため、この駅は廃止対象の駅となり、2006年(平成18年)12月16日に廃止された。
配線図
← 太田川・ 名古屋方面 |
→ 河和方面 |
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凡例 出典:[3] ※ 案内上ののりば番号は設定されていなかった。 |
駅周辺
利用状況
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は311人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中300位、河和線・知多新線(26駅)中25位であった[1]。
- 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2004年度105人、2005年度110人であった。
隣の駅
脚注
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、873頁。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図