帰脾湯(きひとう)は漢方方剤の一つ。出典は『済生方』。
黄耆、白朮、茯苓、遠志、甘草、木香、当帰、酸棗仁、竜眼肉、人参、大棗、生姜。
貧血、不眠、神経症、健忘。体力中等度以下で、虚弱体質の顔色が悪く、精神不安や出血などの傾向を伴う者への補気、補血の目的で用いる。
次の副作用がある[1]。
高齢者は生理機能が低下し、妊産婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[1]。