慶陽市

中華人民共和国 甘粛省 慶陽市
寧県の九竜広場
寧県の九竜広場
寧県の九竜広場
甘粛省中の慶陽市の位置
甘粛省中の慶陽市の位置
甘粛省中の慶陽市の位置
簡体字 庆阳
繁体字 慶陽
拼音 Qìngyáng
カタカナ転写 チンヤン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
甘粛
行政級別 地級市
建市 2002年
面積
総面積 27,119 km²
人口
総人口(2004) 255 万人
経済
GDP(2002) 80億元
電話番号 0934
郵便番号 735000
ナンバープレート 甘M
行政区画代碼 621000
公式ウェブサイト http://www.zgqingyang.gov.cn/

慶陽市(けいよう-し)は、中華人民共和国甘粛省に位置する地級市

地理

慶陽は甘粛省頭部に位置し、隴東とも呼ばれる。北と西が寧夏回族自治区、東を陝西省に隣接する。黄河の中流下部の黄土高原、盆地地帯の東部に位置する。海抜は885m~2082m。馬蓮河・蒲河・洪河・四郎河・葫芦河の五つの大河があり、年間水量の合計は8億km3に達する。

平均気温は7から10℃、年間降水量は480~660mm、無霜期間は140~180日。

総面積27,119 km2のうち200km2が森林、530km2が草原である。

歴史

慶陽は最初期の黄河文明が栄えた地域の一部であり、また最初に中国を統一したの発祥の地でもある。また社会主義革命においても重要な場所である。

清代には安化県が設置されていたが、中華民国成立後の1914年1月、湖南省に同名の地名が存在したことより慶陽県と改称された。

行政区画

1市轄区・7を管轄する。

慶陽市の地図

年表

この節の出典[1][2]

慶陽専区(1949年-1955年)

慶陽地区(1961年-2002年)

  • 1961年11月15日 - 平涼専区慶陽県寧県環県鎮原県を編入。慶陽専区が成立。(4県)
  • 1961年12月15日 (7県)
    • 寧県の一部が分立し、正寧県が発足。
    • 慶陽県の一部が分立し、華池県が発足。
    • 寧県・慶陽県の各一部が合併し、合水県が発足。
  • 1963年2月11日 - 陝西省延安専区黄陵県の一部が寧県に編入。(7県)
  • 1963年10月28日 - 平涼専区涇川県の一部が鎮原県に編入。(7県)
  • 1969年9月4日 - 慶陽専区が慶陽地区に改称。(7県)
  • 1985年5月14日 - 慶陽県の一部が分立し、西峰市が発足。(1市7県)
  • 2002年6月22日 - 慶陽地区が地級市の慶陽市に昇格。

慶陽市

  • 2002年6月22日 - 慶陽地区が地級市の慶陽市に昇格。(1区7県)

経済

2004年の慶陽のGDPは80億1400万人民元で、前年より11.6%の成長。都市部の平均年収は5,130人民元、農村は1,428人民元。石油天然ガスが慶陽市の経済の屋台骨となっている。特産品は驢馬ナツメ牛乳アンズ他果物。69種類の漢方薬の材料や薬草が取れ、そのうち25種類が出荷されている。

文化

大衆文化が豊富で中国古来の影絵劇剪紙民俗音楽そして民謡は慶陽の文化の一部である。

交通

航空

鉄道

道路

脚注