日本大学山形高等学校

日本大学山形高等学校
北緯38度13分50.5秒 東経140度20分0.1秒 / 北緯38.230694度 東経140.333361度 / 38.230694; 140.333361座標: 北緯38度13分50.5秒 東経140度20分0.1秒 / 北緯38.230694度 東経140.333361度 / 38.230694; 140.333361
過去の名称 山形第一高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人日本大学
設立年月日 1958年(昭和33年)3月8日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D106320151031 ウィキデータを編集
高校コード 06503A
所在地 990-2433
山形県山形市鳥居ヶ丘4番55号
外部リンク 日本大学山形高等学校
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日本大学山形高等学校(にほんだいがくやまがたこうとうがっこう、: Nihon University Yamagata Senior High School)は、山形県山形市鳥居ヶ丘にある私立高等学校

通称は「日大山形」「日大」。日本大学付属校である。

本稿では、2014年(平成26年)まで併設されていた日本大学山形中学校についても記述する。

概要

1958年(昭和33年)に学校法人山形学園によって設立された「山形第一高等学校」を前身とする。1962年(昭和37年)に学校法人山形学園が学校法人日本大学と合併し、現校名となった。

全国にさきがけ、高等学校として2002年に国際環境規格ISO14001を認証取得した[1][注釈 1]

制服は男子は開校以来[要出典]金ボタン5個の黒詰襟学生服(標準学生服)であり、女子は女子部開設以来[要出典]セーラー服である[2]

設置課程・学科
学科としては普通科のみだが、進学コースI・II、特進コース、2003年(平成15年)より設置された推薦入学のみのスポーツクラスがある。かつて商業科があったが、現在は廃止されている。
教育方針
  1. 豊かな情操と信愛の心に満ちた品性ある人格を養う。
  2. 自ら真剣に学習し、知識を高め、深い教養を身につけるよう努める。
  3. 心身を鍛錬し、いかなる試練にも耐え得る強い精神力と身体を養う[3]
校歌
1960年(昭和35年)に制定。作詞は神保光太郎、作曲は清水脩による。歌い出しは「ボーイズビーアンビシャス」[4][5]
施設
2016年現在、6つの校舎と2つの体育館がある。

沿革

部活動

男子バスケットボール部は1982年春の選抜(現・ウィンターカップ)能代工業を下して優勝している。また、男子水泳部も2001年インターハイ競泳の部において総合優勝を果たしている。

2006年8月、硬式野球部が夏の甲子園(第88回)で山形県勢初の全国ベスト8に入った(ベンチ入り18人中16人が地元選手である)。その準々決勝戦では、全国制覇の早稲田実に善戦し、8回表まで2-1と1点リードしていたが、その後8回裏に逆転された結果、2-5と敗退。ベスト4進出はならなかった。翌年の2007年、2年連続で夏の甲子園(第89回)に出場したが、初戦(2回戦)で、この年の春の優勝校常葉菊川と対戦し、4-12で敗退した。2013年の夏の甲子園(第95回)では、日大三作新学院明徳義塾といった全国制覇を経験した学校を下し、山形県勢初の全国ベスト4に入った。

2017年には男子バスケットボール部が県予選を勝ち上がり、ウインターカップ2017に出場した。1回戦で兵庫県の育英高校に71-66で勝利している。続く2回戦では長崎県の長崎西高校に66-65で勝利しベスト16に進んだが、3回戦で愛知県の中部第一高校に95-72で負けている。10年振りの全国大会出場だったが、個々の力を見事に発揮し古豪復活とも言われている。

また、サッカー部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、ラグビーフットボール部、ハンドボール部、その他の部活動も全国大会に出場している。

運動部
野球バスケットボール(男女)、サッカー剣道バドミントン陸上競技柔道卓球ボクシングバレーボール(男子)、ソフトテニススキー水泳テニス(男女)、ラグビーフットボールゴルフハンドボール(男女)[13]
文化部
吹奏楽美術英会話写真生物演劇書道放送JRC音楽ダンスドリル漫画[13]
愛好会
フィットネス[13]
女子バスケットボール部とゴルフ部は新入生の募集を行っていない[13]

所在地

  • 本校:山形県山形市鳥居ヶ丘4-55
  • 総合運動場:山形県山形市大字中桜田字東大坊7-2

交通

  • 山形駅より徒歩32分
  • 山交バス 日大山高前バス停より徒歩1分又は元木バス停より徒歩5分

著名な出身者

野球

サッカー

その他スポーツ

文化

芸能・マスコミ

日本大学山形中学校

日本大学山形中学校(にほんだいがくやまがたちゅうがっこう)とは、1989年平成元年)から2014年(平成26年)まで日本大学山形高等学校に併設されていた山形県山形市鳥居ヶ丘にあった私立中学校。山形県初の私立中学校であった。

1989年平成元年)4月より日本大学山形中学校を開校して併設型中高一貫教育を行っていたが[14][15]、初年度から受験者数が定員を下回り[16]2012年(平成24年)4月1日より生徒の募集を停止し、2013年(平成25年)12月26日開催の山形県私立学校審議会にて、少子化により入学者の確保が見込めないとして2014(平成26年)年3月31日付での廃止認可が答申された[9][10]。2014年(平成26年)3月15日に閉校式が挙行され、日本大学山形中学校はその歴史に幕を下ろした[11][12]。開校から廃校までの累計卒業者数は743名であった[12]

脚注

注釈

  1. ^ 現在[いつから?]は所持していない[要出典]
  2. ^ 現在の2号館

出典

  1. ^ a b 「環境管理ISO取得 “一体”では全国2番目 日大山形中・高」『山形新聞』、2002年4月9日、朝刊、20面。
  2. ^ 制服|スクールライフ|日本大学山形高等学校”. www.ymgt.hs.nihon-u.ac.jp. 2022年2月5日閲覧。
  3. ^ 本校の教育|学校紹介|日本大学山形高等学校”. www.ymgt.hs.nihon-u.ac.jp. 2022年2月5日閲覧。
  4. ^ 校章・校歌|学校紹介|日本大学山形高等学校”. www.ymgt.hs.nihon-u.ac.jp. 2022年2月5日閲覧。
  5. ^ “日大山形“英語校歌”が話題 歌いだしは「ボーイズ・ビー…」”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2013年8月22日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/08/22/kiji/K20130822006463350.html 2024年1月14日閲覧。 
  6. ^ 学校法人日本大学と学校法人山形学園との合併認可について”. 国立公文書館 デジタルアーカイブ. 独立行政法人国立公文書館 | NATIONAL ARCHIVES OF JAPAN. 2022年2月5日閲覧。
  7. ^ 「スタイル変える 県内高校 新学科や男女共学」『山形新聞』、1987年1月8日、朝刊、14面。
  8. ^ 神田さやか「【夏の甲子園】日大山形、県勢初のベスト4 「歴史を塗り替えた」」『産経ニュース』、2013年8月19日。2018年7月4日閲覧。オリジナルの2018年7月4日時点におけるアーカイブ。
  9. ^ a b 平成25年度第1回山形県私立学校審議会次第” (PDF). 山形県 (2013年12月26日). 2014年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。
  10. ^ a b 平成25年度第1回山形県私立学校審議会議事録” (PDF). 山形県 (2013年12月26日). 2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。
  11. ^ a b 日本大学山形中学校閉校のお知らせ”. 日本大学山形高等学校 (2016年3月4日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。
  12. ^ a b c 日本大学山形中学校 閉校式が挙行されました”. 日本大学山形高等学校 (2014年3月17日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。
  13. ^ a b c d 部活動|日本大学山形高等学校”. www.ymgt.hs.nihon-u.ac.jp. 2022年2月5日閲覧。
  14. ^ 「本県初の私立「日大山形中学」 64年開校へ動き出す」『山形新聞』、1987年6月12日、朝刊、18面。
  15. ^ 「私立中学の県内1号 来春開校 日大山形中の地鎮祭」『山形新聞』、1988年3月31日、朝刊、17面。
  16. ^ 「県内で初の私立中入試 日大山形中学校 受験者,定員に満たず」『毎日新聞』、1989年2月6日、地方版(山形)朝刊、21面。

外部リンク