相
相(そう、しょう、あい、さが)
漢字の「相」は、「木」と「目」とを組み合わせた会意文字で、よく見て調べるといった意味を持つ。また仮借して、「互いに」「助ける」という意味の単語にも用いる。→相手
- 見た目、姿、様子(そう)→容貌
- 特定環境下の生物の総体。生物相、動物相、植物相など。
- 宰相、相公、相国の意。(しょう)
- 大臣(Minister, Secretary)のこと。各政府省庁内における、最上位の行政官。現在では、接尾辞的に使われることが多い(首相、外相など)。
- 諸侯相のこと。前漢・後漢に置かれた諸侯王に付けられた役人の最高位。皇帝の丞相に相当する役職であったが、後には諸侯王の権限削減や廃絶などによって郡の太守とほぼ同格となった。
- シャンチーの駒の一種。→象 (シャンチー)
- 相 (夏) - 夏の5代目の帝。
- 相模国の略(そう)。相国。
- 相 (姓)(中国語版、広東語版) - 漢姓。
フェーズ(phase)の訳語(そう)
- 物質や概念(もの)の状態を表す。(概念の状態の例:モデル計算でのモデルの状態など)
- 波形などを特徴付ける量。物理学における用語。→位相
- 相 (物質) - 物理的状態や化学的組成が一様な形態のもの。
- 相 (考古学) - 考古学における時期区分概念。
アスペクト(aspect)の訳語(そう)
さが
関連項目