箸蔵山ロープウェイ
箸󠄀蔵山ロープウェイ(はしくらさんロープウェイ)は、徳島県三好市池田町州津にあるロープウェイ路線および運営会社(箸󠄀蔵山ロープウェイ株式会社)[注 1]である。真言宗別格本山箸蔵寺へのアクセスとして利用されている。
歴史
もともとは、1930年(昭和5年)に敷設された箸蔵登山鉄道のケーブルカーがあったが、太平洋戦争により不要不急線指定され1944年(昭和19年)に廃止となった。 戦後は四国ケーブルの索道(リフトとロープウェイ)が1971年(昭和46年)に開業したが、老朽化により1998年(平成10年)に廃止となっている。
年表
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 八栗箸蔵ケーブル(現・四国ケーブル)により箸󠄀蔵山ロープウェイが開業。
- 1998年(平成10年) - 箸󠄀蔵山ロープウェイが老朽化により廃止。
- 1999年(平成11年)
- 2021年(令和3年)4月15日 - 2020年東京オリンピックの聖火リレーのコースとして使用される[3][4]。
- 当初は2020年(令和2年)4月16日に実施予定であったが[5]、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う開催延期によってリレーも延期となった。
路線データ
- ゴンドラ:スイス CWA製の32人乗り
- 索道の方式:複式単線交走式 (DLM) フニテル
- 線路水平長:約876m
- 線路傾斜長:約948m
- 高低差:約342m
- 運転速度:5.0m/s
- 所要時間:約4分
- 設計製作メーカー:日本ケーブル
運転時間
- 4月 - 11月:朝8時より運行
- 12月 - 3月:朝9時より運行
毎時15分おきに運行
団体・大祭時、お正月には臨時運行がされる。
駅一覧
交通機関
- 登山口駅
脚注
注釈
出典
- ^ “箸蔵山ロープウエイ株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2020年8月28日閲覧。
- ^ 箸蔵山ロープウェイ - こんぴら奥の院 箸蔵寺
- ^ a b “五輪聖火リレー 県内あす開始 三好から”. 朝日新聞デジタル. (2021年4月14日). オリジナルの2021年4月15日時点におけるアーカイブ。 2022年3月13日閲覧。
- ^ a b “徳島県の聖火リレー第一走者「一生の一度の貴重な機会」”. 読売新聞オンライン. (2021年4月16日). オリジナルの2021年4月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “聖火リレーの徳島県内コース発表 箸蔵山ロープウェイがスタート地点に”. 徳島新聞電子版. (2019年12月17日). オリジナルの2019年12月18日時点におけるアーカイブ。 2022年3月13日閲覧。
- ^ 箸蔵山ロープウェイ - 阿波ナビ(徳島県観光情報サイト)
関連項目
外部リンク
- 箸蔵山ロープウェイ
- 箸蔵山ロープウェイ (@hashikurasan) - X(旧Twitter)
- 箸蔵山ロープウェイ (HashikurasanRopeway) - Facebook
- 箸蔵山ロープウェイ (@hashikurasan_ropeway) - Instagram
座標: 北緯34度2分28.2秒 東経133度50分36.1秒 / 北緯34.041167度 東経133.843361度