護法
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この項目では、大乗仏教・唯識派の僧について説明しています。
- パーラ朝の王については「ダルマパーラ (パーラ朝)」をご覧ください。
- 上座部仏教の注釈者については「ダンマパーラ」をご覧ください。
- 能の演目(四・五番目物の霊験物)については「護法 (能)」をご覧ください。
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護法(ごほう、ダルマパーラ, dharmapāla、530年 - 561年)は、古代インドの大乗仏教の僧であり、唯識派の学僧。唯識十大論師の一人。
南インドのパッラヴァ朝の大臣の長男に生まれ、若くしてナーランダ僧院の学長となったが、29歳で隠退し、ブッダガヤで亡くなった。
世親(vasubandhu)の『唯識三十頌』を護法が注釈した学説は、弟子のシーラバドラ(戒賢)から玄奘を通じてその弟子の慈恩大師基の『成唯識論』によって後世に伝えられた。
参考文献
- 『新版 インド仏教史』上・下(春秋社、2011年)