豊英ダム

豊英ダム
空中写真(右側が北)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1974年度撮影)
所在地 千葉県君津市豊英
位置 北緯35度11分48.1秒 東経140度1分19.6秒 / 北緯35.196694度 東経140.022111度 / 35.196694; 140.022111座標: 北緯35度11分48.1秒 東経140度1分19.6秒 / 北緯35.196694度 東経140.022111度 / 35.196694; 140.022111
河川 小糸川
ダム湖 豊英湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 38.0 m
堤頂長 115.0 m
堤体積 50,000
流域面積 13 km²
湛水面積 42 ha
総貯水容量 4,827,000 m³
有効貯水容量 4,236,000 m³
利用目的 工業用水
事業主体 千葉県
施工業者 清水建設
着手年/竣工年 1967年/1969年
出典 「ダム便覧」(2012年9月25日閲覧)
テンプレートを表示

豊英ダム(とよふさダム)は、千葉県君津市二級河川小糸川に建設されたダム

堤高38.0メートルの重力式コンクリートダムで、千葉県営工業用水道ダムである。ダム湖の名称は豊英湖(とよふさこ)。

歴史

1961年(昭和36年)に八幡製鐵(現:新日鐵住金君津製鐵所が立地した際に工業用水ダムの建設が検討されたが、この時には農業用水ダムである三島ダムの上流に位置する点が問題視されていったん廃案となった[1]

その後1966年(昭和41年)に君津製鐵所の拡充計画が決定したことを受けて工業用水の確保が急務となり、改めて建設が決定。各地から集められた技術者と、国を始めとする関係機関の協力により、1967年(昭和42年)12月の着工から急ピッチで工事が進められ、わずか1年余り後の1969年(昭和44年)4月に給水が開始された[1]

周辺

一帯は下流の三島ダムとともに千葉県立清和県民の森の領域にある[1]

ダム湖の豊英湖はヘラブナの釣り場で[2]、周囲にはハイキングコースが整備されている[1]

出典

  1. ^ a b c d 豊英ダム・豊英湖”. 君津市役所. 2012年9月25日閲覧。
  2. ^ ダム便覧. “豊英ダム [千葉県]”. 日本ダム協会. 2012年9月25日閲覧。

関連項目

外部リンク