貫入岩
貫入岩(かんにゅうがん、英: intrusive rock)は、火成岩の一種。バソリス、ラコリス(餅盤)、ダイク(岩脈)、シル(岩床)、岩頸(火山の首)など、マグマが地表に現れることなく、地殻内に貫入して固結することによって形成されるものをいう[1]。「迸入岩」とも呼ばれる[2]。深成岩は貫入岩の一種である。花崗岩や閃長岩、閃緑岩、斑糲岩などが含まれる。
典型的な貫入岩は深成岩であり、基本的には火山岩の対になるが、貫入岩体最上部で地表に近いものは急速に冷やされ火山岩(噴出岩)と変わらない組成になり、この部分は貫入岩体の一部であっても、貫入岩に含めないことがある。岩頸は火山岩質もしくは半深成岩質、また比較的浅い地下での貫入によってできるダイク、シルは半深成岩質のことが多い[3] [4]。
分類
特徴
オカレンス
関連項目
参考文献
- ^ “貫入岩 [かんにゅうがん]”. JOGMEC石油・天然ガス資源情報ウェブサイト. 2021年2月13日閲覧。
- ^ 『貫入岩』 - コトバンク
- ^ Intrusive Rocks: Intrusive rocks, accessdate: March 27, 2017.
- ^ Britannica.com: intrusive rock | geology | Britannica.com, accessdate: March 27, 2017.