霍城県
中華人民共和国 新疆ウイグル自治区 霍城県 | |
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連霍高速道路果子溝高架橋 | |
新疆ウイグル自治区の中の霍城県の位置 | |
中心座標 北緯44度00分36秒 東経80度48分28秒 / 北緯44.01000度 東経80.80778度 | |
簡体字 | 霍城 |
繁体字 | 霍城 |
拼音 | Huòchéng |
カタカナ転写 | フォチョン |
ウイグル語 | قورغاس |
ウイグル語ローマ字転写 | K̡orƣas |
カザフ語アラビア文字 | قورعاس |
カザフ語キリル文字 | Қорғас |
カザフ語ラテン文字 | Qorğas |
国家 | 中華人民共和国 |
自治区 | 新疆ウイグル |
副省級自治州 | イリ・カザフ自治州 |
行政級別 | 県 |
面積 | |
総面積 | 5,466.25 km² |
人口 | |
総人口(2003) | 35.8 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0999 |
郵便番号 | 835200 |
行政区画代碼 | 654023 |
公式ウェブサイト: http://www.xjhc.gov.cn/ |
霍城県(かくじょう-けん)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州に位置する県。ウイグル語名コルガス(Qorghas)を漢字転写して霍爾果斯(簡体字:霍尔果斯)、それを略して霍城と呼ぶ。ホルゴス、ホルガスと仮名表記されることもある。
グルジャ市の西45キロメートルに位置しており、北は天山地方に、南はイリ川に面している。また、西はカザフスタンとの国境である。
行政区画
5鎮、3郷、1民族郷を管轄:
- 鎮:水定鎮、清水河鎮、ロサウグ鎮(芦草溝鎮)、キュレ鎮(恵遠鎮)、サルブラク鎮(薩爾布拉克鎮)
- 郷:レンゲル郷(蘭干郷)、三道河郷、大西溝郷
- 民族郷:三宮回族郷
- 六十三団、六十四団、六十六団
- 格干溝牧場、果子溝牧場、良種繁育中心
経済
2011年にカザフスタンとの自由貿易特区が開設された[1]。免税で買い物ができる商業モールが並ぶ「ホルゴス国際国境協力センター」は、カザフスタンのほかキルギスやロシアからの買い物客で賑わっている。中国が進める一帯一路政策に基づき、ヨーロッパとの間を結ぶ貨物列車が経由する「陸の港」も整備されている[2]。
県内全体としては農業や鉱業が主産業である。小麦、トウモロコシ、テンサイ、綿花、タバコ、リンゴなどの農作物が栽培されているほか、牛や羊の牧畜も行われている。鉱山資源としては、石炭、リン、鉄鉱石、金、銀、銅、石灰岩、氷州石(方解石の一種)、大理石がある。
交通
鉄道
道路
- 高速道路
- 連霍高速道路
- 清伊高速道路
- 国道
- G218国道
- G312国道
脚注・出典
- ^ 中国・カザフ国境に自由貿易特区 本格稼働し式典『日本経済新聞』電子版2011年12月2日
- ^ 荒野にたつ「陸の港」中国・カザフ国境地帯 「一帯一路」で物流の要衝に 『日本経済新聞』電子版2017年10月5日