FCバイエルン・ミュンヘン (女子)

FCバイエルン・ミュンヘン (女子)
原語表記 FC Bayern München (Frauenfußball)
クラブカラー 赤・白
創設年 1970年
所属リーグ 女子サッカー・ブンデスリーガ
ホームタウン ミュンヘン
ホームスタジアム グリュンヴァルダー・シュタディオン英語版 / FCバイエルン・キャンパス英語版
収容人数 15,000 / 2,500
代表者 ドイツの旗 ハーバート・ハイナー英語版
監督 ドイツの旗 アレクサンダー・シュトラウスドイツ語版
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

本項では、FCバイエルン・ミュンヘンFC Bayern München)の女子サッカー部門について説明する。1990年設立の女子サッカー・ブンデスリーガに初年度から参加しているチームの一つで、リーグ・カップ共に優勝経験のあるドイツを代表する強豪チームである。

歴史

1970年6月6日設立。1976年、ドイツ・女子サッカー選手権で優勝。1990年に女子サッカー・ブンデスリーガが設立されると、初年度から参加した。2年目の1991-92シーズンは14位に終わり、2部のバイエルン・リーガに降格。しばらく2部暮らしが続いたが、1998-99シーズンのバイエルン・リーガで2位となり、トップディビジョン復帰を果たした。

2008-09シーズンは優勝した1.FFCトゥルビネ・ポツダムに勝ち点で並びながら僅かに1ゴール及ばず2位。2011–12シーズン、女子DFBポカール決勝で1.FFCフランクフルトを下し、1976年以来となるタイトル獲得を達成した[1]。2014-2015シーズン、無敗優勝を達成。女子サッカー・ブンデスリーガ発足後では初めてのリーグ優勝であった[2]。2015–16シーズン、連覇を達成[3]

UEFA女子チャンピオンズリーグでは 2018–19英語版2020–21英語版年大会で準決勝に進出したのが最高である。

タイトル

国内大会

地方大会

  • バイエルン州女子選手権:[4] 1972–1990 (19連覇), 2000, 2004
  • バイエルン・カップ:[5] 1982, 1984, 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990

国際大会

  • ヴァレー女子カップ: 2015

UEFA女子CLでの成績

シーズン ラウンド 対戦相手 アウェー ホーム 合計
2009–10 予選 スコットランドの旗 Glasgow City 5–2
ジョージア (国)の旗 Norchi Dinamoeli Tbilisi 19–0
リトアニアの旗 Gintra Universitetas Šiauliai (Host) 8–0
ラウンド32 ハンガリーの旗 Viktória Szombathely 5–0 f 4–2 9–2
ラウンド16 フランスの旗 Montpellier 0–0 f 0–1 a.e.t. 0–1
2015–16 ラウンド32 オランダの旗 Twente Enschede 1–1 f 2–2 3–3 (agr)
2016–17 ラウンド32 スコットランドの旗 Hibernian Edinburgh 6–0 f 4–1 10–1
ラウンド16 ロシアの旗 FCロシヤンカ 4–0 4–0 f 8–0
準々決勝 フランスの旗 パリ・サンジェルマン 0–4 1–0 f 1–4
2017–18 ラウンド32 イングランドの旗 チェルシー 0–1 f 2–1 2–2 (agr)
2018-19 ラウンド32 セルビアの旗 スパルタク・スボティツァ英語版 7-0 f 4-0 11-0
ラウンド16 スイスの旗 FCチューリッヒ英語版 2-0 f 3-0 5-0
準々決勝 チェコの旗 SKスラヴィア・プラハ英語版 1-1 f 5-1 6-2
準決勝 スペインの旗 バルセロナ 0-1 0-1 f 0-2
2019-20 ラウンド32 スウェーデンの旗 コッパルベリス/ヨーテボリFC 2-1 f 0-1 2–2 (agr)
ラウンド16 カザフスタンの旗 BIIKカジグルト英語版 5-0 f 2-0 7-0
準々決勝 フランスの旗 リヨン 1-2 |
2020-21 ラウンド32 オランダの旗 アヤックス英語版 3–1 f 3-0 6-1
ラウンド16 カザフスタンの旗 BIIKカジグルト英語版 6–1 f 3-0 9-1
準々決勝 スウェーデンの旗 FCローゼンゴード 1-0 3–0 f 4-0
準決勝 イングランドの旗 チェルシー 1-4 2–1 f 3-5

f 1stレグ

現所属メンバー

2023年9月11日[6]現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
3 DF フランス イネス・ベロモウ英語版
4 DF アイスランド グロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティル英語版
5 DF スウェーデン マグダレーナ・エリクソン英語版
6 DF ノルウェー トゥバ・ハンセン英語版
7 DF ドイツ ジュリア・グウィン英語版
8 DF ドイツ マクシミリアン・ラル英語版
9 FW セルビア ヨバナ・ダムンヤノビッチ英語版
10 MF ドイツ リンダ・ダルマン英語版
11 FW ドイツ リー・シュラー英語版
12 MF ドイツ シドニー・ローマン英語版
13 MF ブラジル タイナラ英語版
14 MF ノルウェー アラーラ・シェヒトラー英語版
16 MF ドイツ リナ・マグール英語版
17 FW ドイツ クララ・ビュール英語版
No. Pos. 選手名
18 MF オランダ ジル・ベイングス英語版
19 DF オーストリア カタリーナ・ナシェンウェン英語版
20 FW ドイツ フランツィスカ・ケット英語版
21 FW デンマーク ペルニレ・ハルダー
22 GK ドイツ マリア・ルイサ・グロースドイツ語版
23 GK ニュージーランド エリン・ネイラー英語版
24 FW ポーランド ウェロニカ・ザヴィストフスカ英語版
25 MF オーストリア サラ・ザドラジル英語版
26 MF スコットランド サマンサ・カー英語版
30 DF ドイツ キャロライン・サイモン英語版
31 MF イングランド ジョージア・スタンウェイ英語版
41 GK ドイツ アンナ・ヴェルマン英語版
44 GK アイスランド セシリア・ラン・ルナルスドッティル英語版

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

セカンドチーム

セカンドチームは2008–09シーズンのレギオナルリーガ・スッドで優勝し、2.ブンデスリーガ昇格を果たした[7][8]

脚注

  1. ^ FC Bayern ist Pokalsieger - im dritten Anlauf!” (German). kicker.de (2012年5月12日). 2012年5月13日閲覧。
  2. ^ Münchnerinnen sind Frauenfußball-Meister!”. kicker.de (2015年5月10日). 2018年2月3日閲覧。
  3. ^ FCB women crowned champions”. 2016年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月12日閲覧。
  4. ^ Siegerliste Bayerische Frauenmeisterschaft” (German). Bavarian Football Association (2008年). 2009年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月26日閲覧。
  5. ^ Wissenswertes – Sportliche Erfolge” (German). FC Bayern Frauenfußball (2008年). 2009年6月26日閲覧。
  6. ^ FC Bayern München Frauen|FC Bayern München Frauen”. 2023年9月11日閲覧。
  7. ^ 2. Mannschaft: Meisterschaft und 2. Bundesliga Süd!” (German). FC Bayern women's section (2009年5月24日). 2009年6月29日閲覧。
  8. ^ Steckbriefe – Coach Nathalie Bischof” (german). FC Bayern women's section (2012年). 2013年9月4日閲覧。

外部リンク