SISD

SISD (Single Instruction stream, Single Data stream[1]) とは、シングルプロセッサ(ユニプロセッサ)のコンピュータアーキテクチャで、単一の命令ストリームを実行し、一度に1つのデータだけを操作する方式である。いわゆるノイマン型アーキテクチャに対応する。

フリンの分類によれば、SISDであっても並列処理的性質が全くないわけではない。パイプライン処理スーパースカラ実装による命令の並列実行は今ではSISDでも普通に行われている。

脚注

  1. ^ P.HAYES, JOHN (1978,1979). Computer Architecture and Organization. p. 210. ISBN 0-07-027363-4 

参考文献

  • Quinn, Michael J. "Chapter 2: Parallel Architectures." Parallel Programming in C with MPI and OpenMP.Boston: McGraw Hill, 2004. ISBN 0-07-282256-2
  • Ibaroudene, Djaffer. "Parallel Processing, EG6370G: Chapter 1, Motivation and History." St. Mary's University, San Antonio, TX. Spring 2008.