Template:Efn
Efn (Explanatory footnotes) は、本文中に注釈文の脚注参照を簡単に挿入するためのテンプレートです。Template:Notelist系統のテンプレートと組み合わせて使用します。
パラメータ group
, name
を指定しない場合は、<ref group="注釈">注釈の内容</ref>
と入力するのと同等です。デフォルトではgroup="注釈"
に固定され、本文中では[注釈 1]のようにグループ表示されます。これ以外に標準で6つのラベルグループ様式(下表参照)が用意されています。その他にgroup="注"
を使用したい場合はTemplate:Efn2を、ラベルグループを自由に変更して使用したい場合はTemplate:Refnestをご利用ください。
具体的な使い方
マークアップ | 描画 |
---|---|
これは注釈です{Efn|説明A。}。 複数箇所{Efn|name="example"|説明B。}に同じ注釈を付けます{Efn|name="example"}。 脚注を入れ子にできます{Efn|説明C<ref>脚注</ref>。}。 Efnの中でSfnなどの短縮出典が使えます{Efn|説明D{Sfn|Smith|2009|p=2}。}。 == 注釈 == {Notelist} == 出典 == {Reflist} == 参考文献 == *{Citation|last=Smith|year=2009|title=Smith's book} |
これは注釈です[注釈 1]。
脚注を入れ子にできます[注釈 3]。 Efnの中でSfnなどの短縮出典が使えます[注釈 4]。
|
Efn内で半角等号"="を用い、{Efn|...=...}
などとすると、「引用エラー: 無効な <ref>
タグです。名前 (name 属性) がない場合は注釈の中身が必要です」とエラーが返されます。この場合、{Efn|...<nowiki>=</nowiki>...}
との形を取ってください。
参照グループ様式と使用例
グループタイプ | 注釈挿入用テンプレート またはマークアップ |
脚注リストテンプレート | 注釈ラベル表示例 |
---|---|---|---|
(該当なし) | <ref>...</ref>
|
{reflist}
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
(該当なし) | {refnest} (脚注入れ子用)
| ||
注釈 | {efn} |
{notelist} |
注釈 1 注釈 2 注釈 3 |
注 | {efn2} |
{notelist2} |
注 1 注 2 注 3 |
lower-alpha | {efn-la} |
{notelist-la} |
a b c d e f g h i j |
upper-alpha | {efn-ua} |
{notelist-ua} |
A B C D E F G H I J |
lower-roman | {efn-lr} |
{notelist-lr} |
i ii iii iv v vi vii viii ix x |
upper-roman | {efn-ur} |
{notelist-ur} |
I II III IV V VI VII VIII IX X |
lower-greek | {efn-lg} |
{notelist-lg} |
α β γ δ ε ζ η θ ι κ |
{efn}
は|name=
および|group=
をサポートし、これらは<ref>
内のパラメータと同等の働きをします(下記の4つ目と5つ目の例を参照)。{notelist}
は段パラメータ|refs=
および|group=
をサポートし、これらは{reflist}
内のパラメータと同等の働きをします。
以下の例では、脚注ラベルは脚注マーカーと脚注リストとで一致しています。
マークアップ | 描画 |
---|---|
私はその人を常に先生と呼んでいた{efn|注釈文 1}。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない{efn|注釈文 2}。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである{efn|注釈文 3}。 {notelist} |
私はその人を常に先生と呼んでいた[注釈 1]。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない[注釈 2]。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである[注釈 3]。 |
マークアップ | 描画 |
---|---|
私はその人を常に先生と呼んでいた{efn-la|注釈文 1}。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない{efn-la|注釈文 2}。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである{efn-la|注釈文 3}。 {notelist-la} |
私はその人を常に先生と呼んでいた[a]。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない[b]。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである[c]。 |
マークアップ | 描画 |
---|---|
私はその人を常に先生と呼んでいた{efn-lr|注釈文 1}。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない{efn-lr|注釈文 2}。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである{efn-lr|注釈文 3}。 {notelist-lr} |
私はその人を常に先生と呼んでいた[i]。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない[ii]。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである[iii]。 |
マークアップ | 描画 |
---|---|
私はその人を常に先生と呼んでいた{efn|name=注釈1|注釈文 1}。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない{efn|注釈文 2}。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである{efn|name=注釈1}。 {notelist} |
私はその人を常に先生と呼んでいた[注釈 1]。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない[注釈 2]。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである[注釈 1]。 |
マークアップ | 描画 |
---|---|
私はその人を常に先生と呼んでいた{efn|name=注釈1}。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない{efn|name=注釈2}。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである{efn|name=注釈1}。 {notelist|refs= {efn|name=注釈1|長大な注釈文 1} {efn|name=注釈2|長大な注釈文 2} } |
私はその人を常に先生と呼んでいた[注釈 1]。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない[注釈 2]。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである[注釈 1]。 |
テンプレートデータ
簡単に注釈を挿入するテンプレートです。注釈に対しては参照名とグループ名を指定可能です。group の既定値は「注釈」です。
パラメーター | 説明 | 型 | 状態 | |
---|---|---|---|---|
注釈文 | 1 reference | 注釈の内容を記入します。 | 文字列 | 省略可能 |
参照名 | name | 注釈の参照名 (ref name) を指定します。 | 行 | 省略可能 |
グループ | group | 注釈が属する様式グループ (ref group) を指定します。
| 行 | 省略可能 |
関連テンプレート
- Template:Notelist
- Template:Efn2 - [注 1]のように出力するバージョン。
- Template:Notelist2 - 同上。
- Template:Sfn
- Template:Refnest -
{Refnest|group="注釈"|うんぬん}
と記述するところを、当テンプレートでは{Efn|うんぬん}
と簡略に入力することが可能です。