でんききかい座

ボーデの星図に描かれたでんききかい座(中央)

でんききかい座(でんききかいざ、電気機械座、Machina Electrica)[1]は、現在使われていない星座の1つ。

ヨハン・ボーデ1801年に刊行した「ウラノグラフィア」の中で、手回し式の摩擦起電機ライデン瓶をモチーフとしてろ座ちょうこくしつ座の間に設けた[2]ラカイユが実験器具をモチーフとして作った星座とは異なり、現行の88星座に選ばれなかった。

脚注

  1. ^ 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂)恒星社厚生閣、1996年6月30日、276頁。ISBN 4-7699-0825-3 
  2. ^ Ian Ridpath. “Star Tales - Machina Electrica”. 2014年5月10日閲覧。