中国石油大学
中国石油大学(ちゅうごくせきゆだいかく)は、中華人民共和国北京市「中国石油大学 (北京)」及び青島市「中国石油大学(華東)」にある中国教育部に直属する大学である。全国的な重点大学の一つで、石油の生産・精製を支える工学系、化学系の学部を揃えているほか、経済、人文、外国語系の学部を擁する。
1953年に北京大学から分離した北京石油学院から創立された。211工程、双一流の成員校として、教育部が直轄する国家重点大学である。
「石油工学」科目の科目別QS世界大学ランキングによると、どちらも中国で最高の大学と見なされ[1] [2]教育省の管轄下に置かれている。これは中国教育省の双一流大学であり、特定の分野で双一流のステータスを持っている[3]
歴史
1953年に設立されたこの大学は、当時、北京石油研究所として知られていました。国内で最高の石油関連部門を買収して設立。
- 1953年 - 設立。前身は、北京大学などの主要学科を集めて創設された北京石油学院。
- 1969年 - 中ソ対立の悪化に伴い、山東省東営市へ移転。
- 1970年 - 前述の移転に伴い、華東石油学院に改称。
- 1981年 - 北京石油学院の跡地に大学院機能を開設。
- 1988年 - 石油大学に改称。
- 2000年 - 大学院を設置。
- 2004年 - 青島校区を設立。
- 2005年 - 中国石油大学に改称。現在、北京と華東はそれぞれの校地で大学院と大学両方の課程を設置する。
- 2015年 - 中国教育部は、石油大学(北京)のカラマイキャンパスの設置を承認。
日本における協定校
- 富山大学 大学院理工学研究部
キャンパス
ランキングと評判
著名な卒業生
呉儀 (元国務院副総理) 周永康 (元中華人民共和国公安部長) 王徳民 (中国工程院 メンバー)
参考文献
- ^ “China University of Petroleum,Beijing” (英語). Top Universities (2015年7月16日). 2020年10月16日閲覧。
- ^ “Engineering – Petroleum” (英語). Top Universities (2020年6月29日). 2020年10月16日閲覧。
- ^ “教育部 财政部 国家发展改革委 关于公布世界一流大学和一流学科建设高校及建设 学科名单的通知” (中国語). 2018年6月19日閲覧。