北春日部駅

北春日部駅
西口外観(2018年11月)
きたかすかべ
Kita-kasukabe
TS 27 春日部 (1.5 km)
(1.6 km) 姫宮 TS 29
埼玉県春日部市梅田本町一丁目13-1
駅番号 TS28
所属事業者 東武鉄道
所属路線 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
キロ程 36.8 km(浅草起点)
電報略号 キカス
駅構造 橋上駅
ホーム 1面5線**
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]9,258人/日
-2023年-
開業年月日 1966年昭和41年)9月1日
備考 **通過線3本含む。
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東口外観(2018年11月)

北春日部駅
配線図

春日部駅

(1) (2) 3 4 (5)


STRg STRg STRf
STR ABZgl STR+r STR+l ABZgr
STR STR PSTR(L) PSTR(R) STR
STR STR PSTR(L) PSTR(R) STR
STR STR PSTR(L) PSTR(R) STR
STR ABZg+l STRr STRl ABZg+r
STRg STRg STRf

姫宮駅

北春日部駅(きたかすかべえき)は、埼玉県春日部市梅田本町一丁目にある東武鉄道伊勢崎線である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれる。駅番号TS 28

駅の北側には、西新井電車区から移転してきた南栗橋車両管区春日部支所(旧・春日部検修区)と春日部乗務管区がある。これらの設置に併せて出入庫時の起終点として開業した。

年表

駅構造

島式ホーム1面5線を有する地上駅橋上駅舎を備える。

ホーム外側に通過線と車庫からの列車が時間調整を行うための出庫線、東武動物公園方に当駅が始発終点となる列車の引上線が設置されている。通過線や側線にも番線が付番されており、ホームに面した線路は3・4番線である。半蔵門線田園都市線直通列車は、準急運転時間帯の朝・夜のみ停車する[4]。このためホーム有効長は20メートル車10両分となっている。

バリアフリー設備として、改札階と東口・西口および改札階とホームを連絡するエレベーターが設置されている。トイレはホーム上浅草寄りと西口にある。ホーム上のトイレには、2006年(平成18年)3月ユニバーサルデザインの一環としてオストメイトベビーベッドを備えた多機能トイレも併設された。

のりば

番線 路線 方向 行先
3 TS 東武スカイツリーライン 上り 春日部北千住とうきょうスカイツリー浅草
H 日比谷線 中目黒Z 半蔵門線 渋谷DT 東急田園都市線 中央林間方面
4 下り 東武動物公園TI 伊勢崎線 久喜TN 日光線 南栗橋方面
  • 上記路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。

利用状況

2023年度の一日平均乗降人員9,258人である[東武 1]

近年の一日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度別一日平均乗降人員[5][東武 2][6]
年度 一日平均
乗降人員
出典
1970年(昭和45年) 1,721  
1975年(昭和50年) 2,765  
1980年(昭和55年) 5,098  
1985年(昭和60年) 6,527  
1990年(平成02年) 7,412  
1998年(平成10年) 9,770  
1999年(平成11年) 9,734  
2000年(平成12年) 9,728  
2001年(平成13年) 9,564  
2002年(平成14年) 9,082  
2003年(平成15年) 10,066  
2004年(平成16年) 10,202  
2005年(平成17年) 10,217  
2006年(平成18年) 10,158  
2007年(平成19年) 10,114  
2008年(平成20年) 10,297  
2009年(平成21年) 9,990  
2010年(平成22年) 9,750  
2011年(平成23年) 9,513  
2012年(平成24年) 9,762  
2013年(平成25年) 10,094  
2014年(平成26年) 9,989  
2015年(平成27年) 10,153  
2016年(平成28年) 10,309  
2017年(平成29年) 10,461  
2018年(平成30年) 10,413 [東武 3]
2019年(令和元年) 10,406 [東武 4]
2020年(令和02年) 7,874 [東武 5]
2021年(令和03年) 8,477 [東武 6]
2022年(令和04年) 8,964 [東武 7]
2023年(令和05年) 9,258 [東武 1]

列車ダイヤ

日中の上り列車は特急・急行・区間急行の通過待ちを行う(2本続けての通過待ちも多い)ため5分程度停車し、本数の多い朝ラッシュ時や回送列車の待避も加わる夕方以降は10分程度停車する列車もあった。2013年(平成25年)3月16日より東武動物公園駅で緩急接続するダイヤに変更され、上り・下りとも、昼間は、当駅で通過待ちを行うのは特急のみとなり、当駅で各駅停車が急行・区間急行の通過待ちを行うのは朝ラッシュ時のみとなった(快速・区間快速は2017年〈平成29年〉4月21日に廃止された)。

当駅始発の列車は、下り・上りとも朝の時間帯が中心である。近年は、南栗橋・東武動物公園始発の列車が増え、当駅始発の列車は減少傾向にある。

  • 上り始発列車は、基本的に普通列車だが、一部は区間準急で、平日朝11本・夜4本、土休日は朝に7本ある[4]。北千住・浅草行きのほか、日比谷線直通列車があるが[4]半蔵門線直通列車の設定はない。いずれも早朝・深夜のみ。
  • 2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正より日中時間帯は1時間に2本、普通列車が当駅で折り返す。
  • 下り始発列車は2020年(令和2年)3月14日現在、平日・土休日共に館林行きが2本ある[4]
    • 2006年(平成18年)3月17日までは伊勢崎行き2本、2009年(平成21年)6月5日までは太田行き2本、2013年3月15日までは平日ダイヤでは館林行き・太田行き各1本、土休日ダイヤでは太田行き2本、2017年(平成29年)4月20日までは館林行き・太田行き各1本。
  • 珍しい例として、区間急行(2006年3月17日まで準急)は通常当駅を通過するが、平日の終電間際の浅草始発当駅止まりの区間急行が設定されており、路線図には該当列車のみ当駅停車である旨の注意書きがあった(2013年〈平成25年〉3月16日より区間準急へ変更)。

駅周辺

当駅は、近隣の住宅地(春日部市梅田・栄町・浜川戸付近)からの徒歩による乗客の他、自転車・自家用車による春日部市内・市外からの利用者が見られる。駅付近は月極(賃貸)駐車場が多い。北春日部駅から東武野田線八木崎駅に徒歩15分程度で着く。特に梅田、栄町、浜川戸、粕壁3・4丁目住民は大宮方面行く利用客で分散している。

バス

  • 春日部市コミュニティバス「春バス」粕壁・幸松地区ルート(朝日自動車
    • 停留所は「北春日部駅入口」。「北春日部駅西口」への乗入はルート改正に伴い、2023年(令和5年)12月28日限りで廃止された。
    • 経由地や運休日等の詳細は「春バス」の記事を参照されたし。
  • 深夜急行バス「ミッドナイトアロー久喜・東鷲宮」(東武バスセントラル)は新型コロナウイルス感染症流行による運休ののち廃止[7]され、2020年(令和2年)12月現在、当駅を経由する深夜バスはない。

隣の駅

東武鉄道
TS 東武スカイツリーライン
急行・区間急行
通過
準急・区間準急・普通
春日部駅 (TS 27) - 北春日部駅 (TS 28) - 姫宮駅 (TS 29)

脚注

  1. ^ 春日部市教育委員会社会教育課 編「(四)鉄道・道路・通信」『春日部市史』 第4巻 (近現代資料編 2)、春日部市、1992年3月、486頁。全国書誌番号:92048672。「291 地下鉄日比谷線北春日部駅延長乗り入れ」 
  2. ^ 「地下鉄日比谷線北春日部駅延長乗り入れ」『埼玉新聞』1966年8月26日。
  3. ^ a b c 3月16日(土)東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線 ダイヤ改正”. 東武鉄道 (2013年2月28日). 2013年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月14日閲覧。
  4. ^ a b c d 北春日部 | 東武伊勢崎線 | 浅草方面 時刻表 - NAVITIME”. www.navitime.co.jp. 2020年4月14日閲覧。
  5. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2024年10月14日閲覧。
  6. ^ 埼玉県統計年鑑
  7. ^ 深夜急行バス”. 東武バスOn-Line. 東武バス. 2023年7月22日閲覧。 “運休しております。2020年10月30日をもって廃止いたします。”
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=1 
  2. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年10月13日閲覧。
  3. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
  4. ^ 駅一覧」『東武会社要覧2020』(PDF)(レポート)東武鉄道、66頁。オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210121170557/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_02.pdf#page=18 
  5. ^ 駅一覧」『東武会社要覧2021』(PDF)(レポート)東武鉄道、66頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220419221859/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_all.pdf#page=35 
  6. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=1 
  7. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、1頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=1 

関連項目

外部リンク