杉本章子
杉本 章子 (すぎもと あきこ) | |
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誕生 |
1953年5月28日 福岡県八女市 |
死没 | 2015年12月4日(62歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 金城学院大学大学院修士課程修了 |
活動期間 | 1979年 - 2015年 |
ジャンル | 時代小説 |
主な受賞歴 |
直木三十五賞(1989年) 中山義秀文学賞 (2002年) |
デビュー作 | 「男の軌跡」(1979年) |
ウィキポータル 文学 |
杉本 章子(すぎもと あきこ、1953年5月28日[1] - 2015年12月4日)は、日本の小説家。
経歴・人物
八女市立三河小学校、八女市立南中学校、福岡海星女子学院高等学校を経て、ノートルダム清心女子大学文学部国文学科(現・日本語日本文学科)卒業。金城学院大学大学院修士課程修了[2]。
1980年、『男の軌跡』で歴史文学賞佳作入選、作家デビューを果たす[3]。
晩年はがんで余命宣告を受け、ホスピスで執筆を続けた[4]。2015年12月4日、乳がんで死去[4][5]。62歳没。
受賞歴
太字は受賞
- 1979年:『男の軌跡』で第4回歴史文学賞(佳作)
- 1983年:『写楽まぼろし』で第89回直木三十五賞候補
- 1985年:『名主の裔』で第93回直木三十五賞候補
- 1989年:『東京新大橋雨中図』で第100回直木三十五賞受賞
- 1994年:『間諜』で第33回女流文学賞候補
- 2002年:『おすず 信太郎人情始末帖』で第8回中山義秀文学賞受賞
著作
単著
- 『写楽まぼろし』新人物往来社 1983 のち文春文庫
- 『東京新大橋雨中図』新人物往来社、1988 のち文春文庫
- 『名主の裔』文藝春秋 1989 のち文庫
- 『妖花』新人物往来社 1990 のち文春文庫
- 『爆弾可楽』文藝春秋 1990 のち文庫
- 『間諜 洋妾おむら』中央公論社 1994 のち文庫、文春文庫
- 『残映』文藝春秋 1995 のち文庫
- 信太郎人情始末帖シリーズ 文藝春秋
- 『おすず』(2001)のち文庫
- 『狐釣り』2002 のち文庫
- 『水雷屯』2002 のち文庫
- 『きずな』2004 のち文庫
- 『火喰鳥』2006 のち文庫
- 『その日』2007 のち文庫
- 『銀河祭りの二人』2008 のち文庫
- お狂言師歌吉うきよ暦シリーズ 講談社
- 『お狂言師歌吉うきよ暦』2005 のち文庫
- 『大奥二人道成寺』2008 のち文庫
- 『精姫様一条』2011 のち文庫
- 『カナリア恋唄』2016
- 『春告鳥 女占い十二カ月』文藝春秋、2010 のち文庫
- 『東京影同心』講談社 2010 のち文庫
- 『起き姫 口入れ屋のおんな』文藝春秋 2015
共著
脚注
- ^ 杉本章子(スギモトアキコ)とは - コトバンク
- ^ 精姫様一条/杉本章子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ お狂言師歌吉うきよ暦 / 杉本 章子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
- ^ a b 杉本章子さん死去 福岡市在住の直木賞作家 西日本新聞 2015-12-6
- ^ 直木賞作家の杉本章子さん死去 小説「残映」を連載 朝日新聞 2015-12-6