M69 (天体)
M69 Messier 69 | ||
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球状星団 M69
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仮符号・別名 | NGC 6637[1] | |
星座 | いて座 | |
見かけの等級 (mv) | 8.31[1] | |
視直径 | 9.8'[2] | |
分類 | 球状星団[1] | |
発見 | ||
発見日 | 1780年8月31日 [3] | |
発見者 | シャルル・メシエ[2] | |
発見方法 | 望遠鏡による観測 | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 18h 31m 23.10s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −32° 20′ 53.1″[1] | |
赤方偏移 | 0.000130[1] | |
視線速度 (Rv) | 39.1 km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: 1.59 ミリ秒/年[1] 赤緯: -2.27 ミリ秒/年[1] | |
距離 | 29,700 光年[2](約9.11kpc) | |
M69の位置
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物理的性質 | ||
直径 | 約61 光年[2] | |
他のカタログでの名称 | ||
Mel 202 | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
座標: 18h 31m 23.10s, −32° 20′ 53.1″ M69(NGC 6637)はいて座にある球状星団である。
概要
双眼鏡では、小さくやっと恒星との区別はつく程度である。口径15cmの望遠鏡では外周が僅かに不規則なことがわかり、すぐそばに8'北西に9等星1個が見える。口径30cmの望遠鏡でやっと周辺の星が分離できるようになる。南に低いため、口径40cmでもかわりばえがしない。
観測史
1780年8月31日にシャルル・メシエによってM70と同時に発見された[2]。メシエ自身は、1751年に南アフリカのケープタウンでニコラ・ルイ・ド・ラカーユによって発見された天体を再発見したものと考えていたが、後の研究によりラカーユが示した天体とは異なるものであるとされている[2]。ジョン・ハーシェルは、「球状星団。明るくまるい。径3'。14~15等星にはっきり分離される」とした[3]。カミーユ・フラマリオンは「星数が多く、そのまわりにそって星が冠状にならび、キラキラ輝く」とした。
出典
- ^ a b c d e f g h i j “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M69. 2016年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e f Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2011年7月20日). “Messier Object 69”. SEDS. 2016年3月13日閲覧。
- ^ a b Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年4月18日). “Messier 69 Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月13日閲覧。