Universe (Official髭男dismの曲)
「Universe」 | |||||||||||||||||||||||||
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Official髭男dism の シングル | |||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『Editorial』 | |||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||
規格 |
CDシングル デジタル・ダウンロード ストリーミング | ||||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||
レーベル | IRORI Records/ポニーキャニオン | ||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | 藤原聡 | ||||||||||||||||||||||||
プロデュース | Official髭男dism | ||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | |||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||
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Official髭男dism シングル 年表 | |||||||||||||||||||||||||
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EANコード | |||||||||||||||||||||||||
EAN 4988013840973(CD) EAN 4988013840874(CD+DVD) EAN 4988013840775(CD+BD) |
映像外部リンク | |
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[BD/DVD Digest]Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 - Arena Travelers - |
「Universe」(ユニバース)は、2021年2月24日にポニーキャニオン内のIRORI Recordsからリリースされた、日本のバンド・Official髭男dismの5作目のシングル。 映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の主題歌として書き下ろされた。
概要
前作『HELLO EP』より半年ぶり、シングルとしては『I LOVE...』から1年ぶりのリリースである。当楽曲は映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の主題歌として書き下ろされた。また、それに関連し、テレビアニメ『ドラえもん』2021年1月16日放送「テレビとりもち」挿入歌にも起用された[9][10]。アニメ映画への主題歌提供は『イエスタデイ』以来1年4ヶ月ぶりとなっている。
映画ドラえもんの主題歌を書き下ろすことについて藤原は「大人になってから見ても胸を打つんだな、このアニメは、すごいなっていうところがあって。なんかドラえもんの主題歌をやるってことが自然と自分にとってはこの曲で歌ってる、昔も今も答えの出ない自分らしさとか、人生ってなんだ?みたいな、そういう大きなテーマについて考え続けていたっていうことを思い返すきっかけになったんです。それが歌詞だったり、音の雰囲気に関してもすごく大きなことだったような気がします。」と語っている[11]。
ジャケットには、レコーディングの際に演奏者それぞれが自分が演奏しやすいモニターバランスを作る機材「キュー・ボックス」が使用されており、実際にレコーディングの現場で使われているものである。
現在、特設サイトにて楽曲のステムプレイヤーが公開されている。
背景
2020年11月16日、映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』主題歌として本楽曲を書き下ろしたことが発表された[12]。2021年正月には、本作のリリース日が2月24日に決定したことが発表され、また特設サイトもオープンした。発売に先駆けて、同日に楽曲のラジオでのオンエアが解禁されたほか、1月6日には、本楽曲のミュージックビデオのティザー映像が公開された[13]。1月9日には先行配信リリースされ、ミュージックビデオがプレミア公開された。
ミュージックビデオ
監督は新保拓人が担当。楽曲の先行配信がスタートした1月9日の18:00にバンドのYouTube公式チャンネルでプレミア公開された[14]。 ビデオ内では楽曲にちなみ、宇宙船をイメージしたセットでメンバーが楽曲を演奏している。 同年2月12日にMVのメイキング映像が公開された。
リリース
本作は、CD Only盤、CD+DVD盤、CD+Blu-ray盤の3形態で発売された。CD Only盤は紙ジャケットで包装されている[13]。CD+DVD/Blu-ray盤は、2020年9月26日に行われた配信ライブ「Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 -Arena Travelers-」のフル映像に加え、ドキュメンタリー映像とメンバー4人によるオーディオコメンタリーが付属した。また、CDとDVD/Blu-rayはライブのフォトブックと一緒に特殊ケースに包装された。
なお、CD+DVD/Blu-ray盤は、バンド公式サイトのディスコグラフィーにはシングルと映像作品と、別々のものと表記されている。
また、CD+DVD/Blu-ray盤特典映像「Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 -Arena Travelers-」のライブ音源が2021年8月18日、アルバム「Editorial」と同時に配信リリースされた。
音楽性と制作
本楽曲は、ブラックミュージックのテイストを用いることで音像の「温かみ」を演出している。メンバーによると「温かみやオープンさはあるんだけど締まってる」ということを意識して音作りがなされている。またその際に、イメージする音を探してコンソール・ピアノを2台購入したという[15]。また本楽曲は、ブラスやクワイアを効果的に用いたゴスペル・フィールのアレンジを特徴としている[16]。
評価
- 批評家/ライターのimdkmは、ローリング・ストーン・ジャパンのレビューにて、「ゴスペルの音楽的な意匠、フィールを、日本語で歌うポップミュージックに折衷(時に意表をつく接続)していく。あるジャンルの消化と昇華のかたちとして興味深い成果を残しているように思う。」とコメントした[16]。
チャート成績
本楽曲は、2021年1月18日付(集計期間:2021年1月4日~1月10日)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート「Download Songs」で8位 (11,014DL) に初登場し[17]、翌週の同チャートでは2つ順位を上げて最高位となる6位 (13,847DL) を記録した[18]。デジタル配信から約2か月後、フィジカルCDが発売されると、3月8日付(集計期間:2021年2月22日~2月28日)のビルボード・ジャパンにて初週売上37,301枚をマークし、CDセールスとルックアップのフィジカル2指標が牽引して「HOT 100」では前週40位から4位にジャンプアップした[19]。
2022年8月17日公開のストリーミング・ソング・チャート「Billboard Japan Streaming Songs」で自身12曲目の累計再生回数1億回を突破した[20]。この楽曲の1億回突破により、1億回突破した楽曲はアーティスト別で最多数となった。
認定と売上
認定 (RIAJ) | 売上/再生回数 | |
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フィジカルCD | 未公表 | 52,000 枚以上[21] |
ダウンロード | 未公表 | 89,000DL以上[22] |
ストリーミング | プラチナ[23] | 100,000,000再生以上[23] |
*認定のみに基づく売上/再生回数 |
収録曲
全作詞・作曲: 藤原聡、全編曲: Official髭男dism。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Universe」 | |
2. | 「Universe -Instrumental-」 | |
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「HELLO」 |
2. | 「宿命」 |
3. | 「ノーダウト」 |
4. | 「パラボラ」 |
5. | 「ビンテージ」 |
6. | 「Rowan」 |
7. | 「夏模様の猫」 |
8. | 「イエスタデイ」 |
9. | 「Laughter」 |
10. | 「たかがアイラブユー」 |
11. | 「115万キロのフィルム」 |
12. | 「異端なスター」 |
13. | 「旅は道連れ」 |
14. | 「夕暮れ沿い」 |
15. | 「FIRE GROUND」 |
16. | 「Stand By You」 |
17. | 「Pretender」 |
18. | 「I LOVE...」 |
19. | 「ラストソング」 |
# | タイトル |
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1. | 「Behind The Scene from Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 -Arena Travelers-」(BOUNUS) |
テレビ披露
番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
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ミュージックステーション | 2021年2月19日 | テレビ朝日 | Universe |
CDTV ライブ! ライブ! | 2021年3月11日 | TBSテレビ | |
2021 FNS歌謡祭 夏 | 2021年7月14日 | フジテレビ | |
SONGS[24] | 2022年6月23日 | NHK総合 | ミックスナッツ |
Universe | |||
Anarchy |
脚注
- ^ RIAJ 2021年11月度
- ^ “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “Download Songs”. Billboard Japan (2021年1月20日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年1月20日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 Year End”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2021年). 2022年10月23日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Download Songs Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “Streaming Songs Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月10日). 2023年1月11日閲覧。
- ^ “Official髭男dism:「ドラえもん」登場 しずかが大ファン? 「のび太の宇宙小戦争 2021」主題歌「Universe」も披露”. MANTAN WEB (2021年1月8日). 2023年10月27日閲覧。
- ^ doraemonChannelのツイート(1350359636545855491)
- ^ (インタビュアー:石角友香)「Official髭男dism「Universe」インタビュー」『Official髭男dism『Universe』特設サイト』 。2023年10月27日閲覧。
- ^ “Official髭男dismが新作ドラえもん映画の主題歌書き下ろし「少年時代の自分とまた出会えた」”. 音楽ナタリー (2020年11月16日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ a b “Official髭男dism、新作ドラえもん映画の主題歌をリリース”. 音楽ナタリー (2021年1月1日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Official髭男dism、映画「ドラえもん」主題歌MVのティザー公開”. 音楽ナタリー (2021年1月6日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “Official髭男dism『Universe』音楽の普遍的なパワーとヒゲダン・チームならではの実験性が生み出した新たな代表曲”. Mikiki (2021年2月22日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ a b “Official髭男dism「Universe」に見る、J-POPとゴスペルの新しい関係性”. Rolling Stone (2021年2月25日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “【ビルボード】LiSA「炎」DLソング13週連続No.1、YOASOBIがトップ10に4曲送り込む”. Billboard JAPAN (2020年1月13日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ “【ビルボード】LiSA「dawn」DLソング首位発進、Aimer「季路」は初登場8位”. Billboard JAPAN (2021年1月20日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Kis-My-Ft2「Luv Bias」217,880枚を売り上げ初登場総合首位 Official髭男dism「Universe」総合4位に上昇”. Billboard JAPAN (2021年3月3日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ “Official髭男dism「Universe」自身12曲目のストリーミング累計1億回再生突破”. Billboard Japan (2022年8月17日). 2022年8月17日閲覧。
- ^ “オリコン上半期ランキング2021 シングル”. ORICON NEWS (2021年6月29日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ “オリコン年間 2021 デジタルシングルランキング”. オリコン (2021年12月22日). 2021年12月22日閲覧。
- ^ a b “ストリーミング認定 2023年3月度”. 一般社団法人 日本レコード協会. 2023年4月25日閲覧。
- ^ “ヒゲダン、23日『SONGS』出演決定 「ミックスナッツ」TV初披露 星野源VTRで登場”. ORICON MUSIC (oricon ME). (2022年6月13日) 2022年6月13日閲覧。
外部リンク
- 紹介ページ
- その他
- 漫 - 原作漫画、大長編漫画等の執筆者の頭の1文字または略記号。藤=藤子不二雄。F=藤子・F・不二雄。1987年の独立前のみ「藤」と記載した(ただし『ドラえもん』は連載開始時から藤本単独作)。FP=藤子プロ。それ以外は作画者を記載。括弧付きは藤本以外が執筆した外伝、短編など。詳細は大長編ドラえもん#作品一覧(併映作品は各作品のページ)を参照。