ティル・リンデマン
ティル・リンデマン Till Lindemann | |
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ドイツ・フランクフルト Bookフェアにて (2017年10月) | |
基本情報 | |
生誕 | 1963年1月4日(62歳) |
出身地 |
東ドイツ ザクセン州ライプツィヒ |
ジャンル |
ノイエ・ドイチェ・ヘァテ インダストリアル・メタル ニュー・メタル |
職業 | 音楽家、花火師、詩人 |
担当楽器 | ボーカル、ドラム、ギター、バス、キーボード、ハーモニカ |
活動期間 | 1981年 - 現在 |
レーベル |
ワーナー・ミュージック・グループ Out of Line Music |
共同作業者 |
Feeling B First Arsch ラムシュタイン ほか |
Till Lindemann | ||||||||||
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YouTube | ||||||||||
チャンネル | ||||||||||
活動期間 | 2020年 - | |||||||||
ジャンル | 音楽 | |||||||||
登録者数 | 126万人 | |||||||||
総再生回数 | 2億9857万3934回 | |||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2025年1月10日時点。 |
ティル・リンデマン(Till Lindemann)は、ドイツのミュージシャン、花火師、詩人。ラムシュタインのボーカル。パイロテクニクスの資格を持っており、ライブパフォーマンスに取り入れられている。
概要・略歴
東ドイツのライプツィヒ出身。母は公共放送局配属のジャーナリスト、父親のヴェルナー・リンデマンは詩人, 童話作家、教育者、画家であった。
1975年に両親の離婚により、1977年から1980年まで寄宿学校に通い、競泳選手として活動し、1978年に欧州ジュニア水泳選手権出場。1980年のモスクワ五輪出場を目指していたが、イタリアのフィレンツェで合宿中、宿舎を抜け出すという規則違反で出場権を剥奪された。1988年のソウル五輪では控え選手となった。その後、負傷により競技生活を断念。その後は職を転々としながらミュージシャンの道へ本格的に進む。
1986年、シュヴェリンにてパンクバンド「First Arsch」でドラマーを務める。
1992年、「First Arsch」のメンバーとしてアルバムデビュー。
2015年、ピーター・テクレンと共に個人プロジェクト「LINDEMANN」を興し、『Skills In Pills』でソロ・デビュー[1]。
2020年3月15日、LINDEMANNのモスクワでのライブの後に帰国後、高熱のため入院。集中治療室で治療を受け[2][3]、当初は新型コロナウイルスへの感染が疑われたが検査の結果、陰性だった[4][5]。
同年11月、テクレンが脱退し、LINDEMANN解散。これ以降の活動は"Till Lindemann"ソロ名義となる。
2023年、60歳の誕生日を記念し、ロストクにて銅像が建てられた。しかし、除幕式の数時間後に何者かによって盗まれている。[6]
同年5月22日、ラムシュタインのヴィリニュスでのライブ後、主催のアフターパーティーにて酒にドラッグを入れられ、性的暴行を受けたと北アイルランド人女性が告発した[7]。しかし、事前に女性がTwitterにてティルに一切指を触れていないと投稿していた事(投稿は削除済み)、パーティー後に女性がリトアニア警察で調書を書いていなかった事から、「酒にドラッグ」「性的暴行」という言葉が一人歩きした。後に女性が投稿を撤回し暴行を受けたと主張。また、第三者である俳優のカイラ・シックスもYoutubeにて同様の暴行を受けそうになったと主張した[8]。6月、性犯罪と麻薬配布の容疑で家宅捜索を受けるも、無実であるとして8月に捜査は打ち切られた[9][10]。これらに対し、カイラとシュピーゲルを名誉棄損として訴え、勝訴した。
2024年、Metal Awards男性歌手部門を受賞した[11]。
ラムシュタインに於いてはインタビュー等での発言やメディア対応を一切行わない主義を貫いているが、自身のプロジェクトである「LINDEMANN」ではインタビューやメディア出演などを積極的に行っている。
最初の妻との間に娘が二人、次の妻との間に娘が一人いる。最初の妻の二人目の娘は実子でなく、彼女の父親はラムシュタインのリヒャルトである。
右手の人差し指・中指・薬指・小指に「BITTE (訳:お願い)」の刺青を入れている。これはベルリンのビアガーデンの1つ"Prater"のオーナーの一人であるThomas Rotheの真似であるとされている。彼とティルは古くからの友人であり、2019年に彼が亡くなった際には、ラムシュタインのライブ中にステージ上のモニターで追悼のための顔写真が掲載された他、2024年に発表された「Übers Meer」のミュージックビデオの最後には彼に曲を捧げる旨の文が掲載されている。
ディスコグラフィ
アルバム
発売日 | タイトル・収録曲 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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1 | 2023年11月3日 |
隠しトラック
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CD デジタル配信 |
自主出版 | プロジェクトメンバーのピーター・テクレン脱退後、ティル単独で制作されたアルバム[12]。 CDのみ、6曲目と7曲目の間にシングル曲「Ich hasse Kinder」が収録されている。 |
シングル
全て日本盤未発売。
発売日 | タイトル・収録曲 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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1 | 2003年8月30日 | Schtiel | アリアの曲『凪』のカバー。 ラムシュタインのメンバーリヒャルト・Z・クルスペとの共作。 | ||
2 | 2020年2月14日 | Till the End | Zoran Bihać、RakedeのキーボーディストDaniel Karellyとの共作。 | ||
3 | 2020年12月11日 |
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デジタル配信 | デイヴィッド・ギャレットとの共作。Carl Ferdinand van VleutenとCarl Clewingによって書かれた、1920年代の曲のカバー。 | |
4 | 2021年4月22日 | Любимый город | デジタル配信 | 映画『V2. Escape from Hell』主題歌。エヴゲーニー・ドルマトフスキーとNikita Bogoslovskyによって1940年代に書かれた曲のカバー。 | |
5 | 2021年5月31日 | Ich hasse Kinder
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デジタル配信 | 自主出版 | |
6 | 2023年9月8日 | Zunge | デジタル配信 | 自主出版 | |
7 | 2023年9月29日 | Lecker | デジタル配信 | 自主出版 | |
8 | 2023年9月29日 | Nass | デジタル配信 | 自主出版 | |
9 | 2023年9月29日 | Schweiss | デジタル配信 | 自主出版 | 『Lecker』『Nass』『Schweiss』は同一の曲が収録されており、シングルによって再生される曲順が違う。 ミュージックビデオは3曲をまとめ、その頭文字をとって『NSL』としてYouTubeに公開された。 |
10 | 2023年10月27日 | Sport frei | デジタル配信 | 自主出版 | |
11 | 2023年12月25日 | Entre dos tierras | デジタル配信 | Héroes del Silencioのカバー。 | |
12 | 2024年9月18日 | Übers Meer | デジタル配信 | 自主出版 | 5月3日にBurak Yeterによるリミックスバージョンがリリースされている。 |
13 | 2024年12月20日 | Meine Welt | デジタル配信 | Out of Line Music | レーベル移籍後初の新曲。 |
First Arsch
- 1992年 Saddle Up
ラムシュタイン
LINDEMANN
- 2015年 Skills in Pills
- 2019年 F & M – ハンブルクの国立タリア劇場とのコラボレーション作品であり、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』を現代風に解釈した戯曲からインスパイアされた[13]。
著書
- Till Lindemann: "Messer". Eichborn, Frankfurt am Main 2002, ISBN 3-8218-0927-2.
- Till Lindemann: In stillen Nächten, Kiepenheuer & Witsch, Köln 2013, ISBN 978-3-462-04524-6.
- Till Lindemann:"Die Gedichte. Messer/In stillen Nächten", Kiepenheuer & Witsch, Köln 2015, ISBN 978-3-462-04777-6.
- Till Lindemann, Joey Kelly, Thomas Stachelhaus: "Yukon. Mein gehasster Freund". National Geographic, München 2017, ISBN 978-3-86690-640-2.
- Till Lindemann:"100 Gedichte", Kiepenheuer & Witsch, Köln 2020, ISBN 978-3-462-05332-6.
脚注
- ^ “ラムシュタインのティル・リンデマンが新プロジェクト始動”. MTV (2015年4月30日). 2018年2月1日閲覧。
- ^ “Warum sehe ich Bild.de nicht” (ドイツ語). bild.de(2020年3月27日). 2020年3月27日閲覧。
- ^ “Ricoverato Lindemann, frontman dei Rammstein - Ultima Ora” (イタリア語). Agenzia ANSA (2020年3月27日). 2020年3月27日閲覧。
- ^ “„Das Virus, das mich erobern will, ist noch nicht erschaffen“”. Der Tagesspiegel (2020年3月28日). 2020年3月29日閲覧。
- ^ “Rammstein Says Hospitalized Singer Has Tested Negative for Coronavirus (Update)”. Variety (2020年3月27日). 2020年3月29日閲覧。
- ^ https://amass.jp/163607/ 2024年11月11日閲覧。
- ^ Rammstein fan Shelby Lynn alleges she was groomed for sex 2024年8月20日閲覧。
- ^ Was wirklich bei Rammstein Afterpartys passiert 2024年8月20日閲覧。
- ^ https://www.rbb24.de/panorama/beitrag/2023/08/berlin-verfahren-till-lindemann-eingestellt-rammstein.html 2024年9月12日閲覧。
- ^ https://voi.id/ja/musik/305843 2024年10月5日閲覧。
- ^ “RAMMSTEIN’s Frontman Wins Male Metal Singer of 2024 Metal Award”. MetalAwards.org (2025年1月3日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ https://amass.jp/141398/ 2024年9月11日閲覧。
- ^ https://www.udiscovermusic.jp/news/listen-to-rammstein-spinoff-lindemann-song-steh-auf 2024年9月11日閲覧。
- ティル・リンデマン - IMDb
- ティル・リンデマンの著作およびティル・リンデマンを主題とする文献 - ドイツ国立図書館の蔵書目録(ドイツ語)より。