バーンタークリー駅

バーンタークリー駅
บ้านตาคลี
Ban Takhli
ポーントン (4.37 km)
(5.78 km) ドーンマク
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ナコーンサワン県
タークリー郡
駅番号 1067
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 北本線
キロ程 193.02 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ตล.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1905年10月31日
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バーンタークリー駅(バーンタークリーえき、タイ語:สถานีรถไฟบ้านตาคลี)は、タイ王国北部ナコーンサワン県タークリー郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要

バーンタークリー駅はタイ王国北部人口約107万人が暮らすナコーンサワン県タークリー郡にある。当駅より1km程北方に国道1号線が東西に走っており、当駅より国道1号線にかけて市街地が広がっている。クルンテープ駅より193.02km地点に位置し、快速列車利用で4時間30程度である。

当駅が所在するタークリー郡はナコーンサワン県内の国道1号線上では比較的主要な郡街であり、当駅も一等駅であるが、特急列車急行列車は停車しない。1日に18本(9往復)の列車が発着しその内訳は快速4往復、普通5往復である。この内普通列車1往復は当駅が始発、終着である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。

歴史

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[1]1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成した。この頃北本線チエンマイまで整備する事なり、少しずつ延伸開業の後1905年10月31日パークナムポー駅まで完成し、これに伴い当駅も開業した。当駅開業の約16年後の1922年1月1日に、チエンマイ駅までの全通完成を見た[2]

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
  • 1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)
  • 1905年10月31日【開業】ロッブリー駅 - パークナムポー駅 (117.75km)

駅構造

単式及び島式1面の複合型ホーム2面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

  • タークリーバスターミナル (600m)

脚注

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25-p.28

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目