竹原駅

竹原駅
駅舎(2009年1月)
たけはら
Takehara
JR-Y26 大乗 (3.5 km)
(4.7 km) 吉名 JR-Y24
所在地 広島県竹原市中央一丁目1-1
駅番号 JR-Y25
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 Y 呉線
キロ程 25.3 km(三原起点)
電報略号 ケラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
572人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1932年昭和7年)7月10日[2]
備考 業務委託駅
テンプレートを表示

竹原駅(たけはらえき)は、広島県竹原市中央一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線である。駅番号JR-Y25

歴史

駅構造

マスコットイラスト入り駅名標(2005年10月)
島式ホーム1面2線構造である。貨物側線は撤去されている。

1面2線の島式ホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能[1]。駅舎は線路北側にあり、各ホームへは跨線橋エレベーターで連絡している。

みどりの券売機の他にオレンジカード対応自動券売機が設置されており、ICOCAや相互利用対象ICカードが利用可能。但し自動改札機は無く、専用カードリーダーで処理する。

業務委託駅JR西日本中国交通サービス受託)である。早朝・夜間と日中の一部時間は無人となる。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 Y 呉線 上り 三原福山方面
2 下り 広島方面
付記事項
  • 本項ではJR西日本公式サイト全域路線図[17]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月ダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットの無いラインカラーシンボルが使用されている。
  • 1番線は上り本線であり、信号機配置上は呉方面からの到着と三原方面への出発のみ可能。
  • 2番線は下り本線(兼上り副本線)で、同様に両方向の着発が可能。
  • 以前は2番線の更に南側に数本の貨物用側線と、そこから南東に分岐して三井金属鉱業竹原精煉所に至る専用線があったが、いずれも撤去されている。
  • 貨物用側線は駅東側にもあり、大部分は撤去されているものの、1番線の安全側線西側の地点から呉側に分岐する1線(竹原警察署東側に車止め設置)とそこからスイッチバックして三原側に伸びる1線のみは残されており、工事用車両留置等に使用されている。
  • 上りの最終列車は当駅止まりで、翌朝下りの始発列車となる。
  • 2011年3月ダイヤ改正より、列車接近放送は案内のアナウンスに続いてメロディが流れる方式に変更された。メロディは、広島シティネットワーク標準のものを使用している(1番線は広島駅4・9番線と同じもの、2番線は同駅2・7番線と同じもの)。

利用状況

「広島県統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 3,156
1988年(昭和63年) 3,217
1989年(平成 元年) 3,103
1990年(平成02年) 3,065
1991年(平成03年) 2,915
1992年(平成04年) 2,792
1993年(平成05年) 2,581
1994年(平成06年) 2,414
1995年(平成07年) 2,292
1996年(平成08年) 2,201
1997年(平成09年) 2,034
1998年(平成10年) 1,927
1999年(平成11年) 1,820
2000年(平成12年) 1,750
2001年(平成13年) 1,651
2002年(平成14年) 1,568
2003年(平成15年) 1,492
2004年(平成16年) 1,409
2005年(平成17年) 1,370
2006年(平成18年) 1,308
2007年(平成19年) 1,253
2008年(平成20年) 1,187
2009年(平成21年) 1,129
2010年(平成22年) 1,121
2011年(平成23年) 1,079
2012年(平成24年) 1,037
2013年(平成25年) 1,025
2014年(平成26年) 961
2015年(平成27年) 953
2016年(平成28年) 845
2017年(平成29年) 825
2018年(平成30年) 672
2019年(令和 元年) 792
2020年(令和02年) 643
2021年(令和03年) 548
2022年(令和04年) 572

駅周辺

駅前(2012年4月)

バス路線

駅前にはバス・タクシーや送迎車用のロータリー駐車場が設置されている。駅舎を出て左手のスペースに「竹原駅」バス停があり、芸陽バス[20]の高速バス『かぐや姫号』と路線バスが発着する。

広島空港と竹原駅・竹原港との間に安全タクシー[21]によるジャンボタクシーが運行されている。

道路

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
Y 呉線
大乗駅 (JR-Y26) - 竹原駅 (JR-Y25) - 吉名駅 (JR-Y24)

脚注

注釈

  1. ^ 1日平均乗降人数3,000人未満の駅に国の補助金を用いて改修した駅としては、JR西日本広島支社管内初で、総事業費は約1億9,800万円(市9,900万円、国6,600万円、広島県3,300万円を負担)[11]

出典

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、19頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、274頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c 『日本鉄道旅行地図帳』 11号 中国 四国、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、35頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  4. ^ 『交通年鑑 昭和46年版』交通協力会、1971年、190頁。doi:10.11501/11918245 
  5. ^ 『駅区所総覧』広島鉄道管理局総務部、1976年8月、呉線 駅総覧。
  6. ^ 『JR西日本広島支社10年史 次なる10年に向かって 1987-1997』西日本旅客鉄道広島支社、1997年12月、370頁。全国書誌番号:22926266 
  7. ^ “JR呉線部分運休で国道渋滞”. 中国新聞 (中国新聞社). (2010年7月17日). オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100721160338/http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201007170022.html 
  8. ^ 2010年7月定例社長会見(2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
  9. ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。 
  10. ^ JR呉線111日ぶり全線復旧」『47NEWS』全国新聞ネット(中国新聞)、2010年11月2日。2016年9月28日閲覧。
  11. ^ a b 竹原駅、バリアフリー化完了」『中国新聞中国新聞社、2013年3月30日。2014年1月31日閲覧。オリジナルの2013年4月2日時点におけるアーカイブ。
  12. ^ a b 6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
  13. ^ 沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月17日閲覧。
  14. ^ 平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
  15. ^ 西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月30日http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/10/page_13327.html2023年5月17日閲覧 
  16. ^ 竹原駅「みどりの窓口」閉鎖へ 28日にJR西」『中国新聞』、2021年2月8日。2021年2月8日閲覧。オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブ。
  17. ^ JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
  18. ^ あいふる316 (ふれあいの並木道)” (PDF). 手づくり郷土賞. 国土交通省. 2023年5月17日閲覧。
  19. ^ 竹原町並み保存地区|呉・竹原・三原エリアの観光スポット”. JRおでかけネット. 2013年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月14日閲覧。
  20. ^ 路線のご案内 芸陽バス株式会社
  21. ^ 安全タクシー

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • たまゆら
    • 町並み保存地区を初めとした、竹原市が舞台として描かれているアニメ作品。当駅の駅舎や駅名標、駅舎を出てすぐの路面に描かれた「おかえりなさい」の文字等が忠実に描き起こされた。

外部リンク